menu
close

ブログ

投稿日:2022.5.24

歯並びが上下でズレる原因とは?

博多矯正歯科のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。

皆さま、はじめまして(^ ^)

今年の春から博多矯正歯科に入社した歯科医師の衛藤です。

今回のブログから、どうぞよろしくお願いします。

 

今回の博多矯正歯科のブログでは、上下の歯がズレる原因をテーマにお話しします。

皆さまの中で、鏡の前で歯が見えるようにニコッと笑ったとき、上下の歯のズレを感じる方はいらっしゃらないでしょうか?

上下の前歯の真ん中のラインを正中線と呼びます。

正中

本来はこの正中線が上下の前歯で一直線に並んでいるのが理想です。

しかし、このラインがズレている場合も多く見られます。

一体、そのズレはどんなことが原因で起きるのでしょうか?

原因として挙げられるのは大きく分けて3つあります。

 

まず一つ目は、歯の大きさや数が上下左右で異なる事です。

歯の大きさは基本的に左右対称ですが、生まれつき、左右でサイズが極端に異なる場合もあります。この場合、左右どちらかに歯列が偏ってしまい、正中線のズレにつながります。

さらには歯のサイズの違いだけでなく、先天欠如といって、永久歯が生まれつき不足している場合があります。欠如している歯の種類や数は様々ですが、

例えば前歯のどこかが欠如していれば、この場合もやはり、左右のどちらかに歯列が偏り、正中線は大きくズレることが考えられます。

 

2番目の原因は、歯の生え方が凸凹している叢生の状態が見られる場合です。

前歯の歯並びが凸凹している場合も同様に、正中線がズレやすくなります。多くの正中のズレがこの原因に当てはまります。

歯並びの凹凸については、歯の大きさと顎の骨のサイズのバランスを決定する遺伝が大きく関係しています。しかし、それだけではなく、日常生活の癖、乳歯から永久歯への生え変わりのタイミング

なども原因とされています。

 

最後に3つ目の原因は、根本的にあごの骨の位置がズレている場合です。

顎の骨が左右非対称に成長した場合も、上下の歯列が全体的にズレてしまいます。顎の成長の仕方を決めるのは遺伝的要因が大半ですが、

それに加えて、就寝時にいつも同じ方を下にして寝ている、いつも頬杖をついている、噛むときに左右どちらかばかり使っているなど、日常生活の癖により後天的にあごの骨のバランスが崩れることもあるようです。

 

歯の並び方や噛み合わせは、見た目だけではなく、食べ物を噛み切る力、顎の関節への影響、歯の清掃性、さらには歯そのものの寿命など、多様な影響を及ぼします。

今回のテーマである、上下の歯のズレについては歯列矯正で完全に、あるいはある程度の改善が見込めます。

ご自身の歯並びで、気になる点がある方は是非一度、博多矯正歯科へ無料カウンセリングにお越しください。

関連ページ