投稿日:2023.2.1
受け口でも見えない矯正はできるの?
皆さん、こんにちは!
博多矯正歯科の川原です。
新年を迎えて皆さんいかがお過ごしですか?
毎年、年末年始は流れるように過ぎてしまうように感じるのは私だけでしょうか(笑)
次のイベントはバレンタインデーです!素敵な日になるといいですね!
さて、今回のブログでは「受け口は裏側矯正で治るのか」お話したいと思います。
歯並びで悩まれている方は、ぜひこちらのブログを参考になさってください。
自分に自信を持てるようになってバレンタインデーなどのイベントも楽しみましょう!
~受け口って何?~
受け口とは下の歯が上の歯より前に出てしまっている噛み合わせのことです。
歯科用語では、反対咬合や下顎前突と呼ばれます。
~受け口の原因~
受け口の原因を大きく分けて4つご紹介いたします。
1.両親からの遺伝
顔の形は親から遺伝します。あごの先はとくに遺伝の要素が強く、あご全体の形は後天性な要素が大きく働くと言われています。
(後天性:もともとは通常でも、人間生活を送る中で徐々に変化していくもの)
2.口呼吸
鼻の骨と鼻の機能が不十分な場合に口呼吸になります。鼻の骨と上あごの骨は繋がっているので鼻の機能が不十分だと、上あごの成長不全が起こります。これによって下あごが上あごより大きくなってしまいます。
3.前歯の生え方
子どもの頃に生えてきた前歯が何らかの理由によって下の前歯が上の前歯より前に出てしまい、そのままの咬み合わせで成長してしまうと受け口になります。
4.舌が短い
舌が短い子どもは受け口になりやすいと言われています。舌は上あごを押して成長させる役割もあるので、舌が短いとその働きが少なく上あごの成長不全に繋がります。
~受け口のワイヤー矯正~
歯を動かすスペースがない方や受け口の方は抜歯をしてワイヤー矯正を行う事になります。
マウスピース矯正では抜歯ありでは難しい場合があるので、
ワイヤー矯正をオススメします。「ワイヤー矯正は見た目が、、、」という方、
ご安心ください!当院は裏側矯正専門医院なので、見えない矯正をご希望の方はお気軽に
カウンセリングにお越しください。
~矯正治療中の顎間ゴム~
ほとんどの矯正治療では小さな医療用ゴム(エラス)を使用します。
受け口の治療の場合は、上の奥歯から、下の犬歯にゴム掛けをします。
これにより上あごは前に、下あごは後ろに動かすことができます。
~外科手術が必要!?~
受け口の治療には外科手術が必要な場合もあります。
ワイヤー矯正だけでは動かせる範囲に限界があるので、下あごの骨を切って後ろに下げる
手術(セットバック)を行います。外科手術を行うのは歯科医院ではなく口腔外科や大学病
院などの大きい病院です。顎変形症などの特定疾患が原因の受け口の治療は、保険が適用さ
れることがあるので、お悩みの方はそちらもご検討下さい。
受け口でお悩みの方、治療方法は患者様の数だけあるので、ご自身に合った治療方法を
探してみましょう!