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投稿日:2025.12.13

声の仕事”を支える矯正治療とはーナレーター・講師・接客業の声を守ります

声を使う仕事をしている方、矯正治療を諦めていませんか?

 

「装置をつけたら発音が変わってしまうかもしれない」
「滑舌が悪くなったら仕事に支障が出るかもしれない」

 

そんな不安から、歯並びが気になっていても一歩を踏み出せずにいる方がいるかもしれません。
ナレーターや講師、接客業といった声を武器にする仕事では、わずかな発音の変化は死活問題です。
ですが、実は職業特性を理解したうえで治療を進めれば、声を守りながら歯並びを整えることができます。

 

今回は矯正をしたいけど諦めている方向けに、当院で行っている装置の選び方や職種別の対応事例について紹介していきます。

発音・声の響きと歯並びの関係性とは?

声 仕事

「歯並びが悪くても声には関係ない」と思われがちですが、実は口腔内の環境は発音や声の響きに大きく関わります。
特に、声を職業にしている方にとっては、わずかな変化でも仕事に影響が出る可能性があるため、歯並びと声の関係を理解しておくことが重要です。

歯並びが発音に与える影響

発音は、舌・唇・歯・口蓋などが連動して作り出すものです。
特に前歯の位置や角度は、サ行やタ行といった音を発するときの舌の動きに密接に関わります。

 

例えば、前歯が出ている状態だと舌を歯の裏側に当てて発音する際に、音が不明瞭になることがあります。
さらに受け口の状態では、舌の位置が通常と異なることから特定の音がこもりやすくなるのです。
他にも、歯と歯の間に隙間がある場合では、息が漏れて音が抜けてしまうことも。
こうした状態では、ナレーターや講師といった職業では致命的な問題になりかねません。

声の響きと口腔内での関係

声の響きには、口腔内の形状が深く関わってきます。
歯列が整っていると舌が正しい位置に収まり、口腔内の共鳴腔がバランスよく機能するのに対して、歯列が乱れていると舌を置く位置が定まらず、発声時に余計な力が入ってしまうのです。
また、前歯の角度も発声に影響します。
内側に傾いていると声がこもりがちになり、外側に傾いていると声が抜けやすくなるのです。
これでは、長時間話す職業の方にとって喉や顎への負担になり、声の疲れにつながります。

職業別に求められる発音・発声の特徴

ナレーターや声優の方は、明瞭な発音と聞き取りやすさが何より重要です。
一音一音がクリアに伝わらなければ、プロとしての評価に直結してしまいます。

 

講師や研修講師の方は、長時間にわたって話し続けることが多いため、発声時に無理のない口腔環境が求められます。
疲れにくい発声ができるかどうかは歯並びや噛み合わせの状態にも影響するでしょう。

 

接客業や営業職の方は、声の印象が相手に与える影響が大きい職種です。
笑顔で話すときの歯並びの見え方と同時に、声のトーンや明るさも重視されます。

 

歯並びが整うことで自信をもって話せるようになると、声の印象も自然と良くなることがあります。

装置が発声に与える影響と選び方

矯正装置

矯正治療を始める際、多くの方が気にされるのが「装置をつけている間はちゃんと話せるのか」という点ではないでしょうか?
たしかに、装置の種類によって発声への影響は異なります。
仕事で声を使うからこそ、装置選びは慎重に行うべきです。

マウスピース型矯正装置と発声

マウスピース型矯正は、透明な装置を歯に装着して歯を動かす方法です。
装置自体は薄く作られていますが、歯全体を覆うことから最初のうちは若干の違和感があります。

 

舌が上の前歯の裏に触れる音(タ行・ナ行など)を発音するとき、装置の厚み分だけ舌の位置がずれることがあります。
ただし、多くの方は1~2週間程度で慣れ、通常通りの発音ができるようになるでしょう。

 

マウスピース型矯正の大きなメリットは取り外しができる点です。
ただ、1日20時間以上の装着が必要のため、外す時間は計画的に調整する必要があります。

裏側矯正(舌側矯正)と発声

裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側に装置をつけるため見た目には目立ちませんが、舌が触れる側に装置があることから発声への影響は少なからずあります。
特に、舌を歯の裏に当てて発音するタ行・ナ行・ラ行などは、装置に舌が当たることで発音しづらく感じるでしょう。
人によっては慣れるまでに1ヶ月程度かかることもあります。

表側矯正と発声

歯の表側に装置をつける従来の矯正方法は、実は発音への影響が最も少ない治療法です。
舌が触れるのは歯の裏側なので、装置があっても発音に支障が出にくいでしょう。
見た目が気になるという点では、接客業や人前に立つ仕事の方は選びにくいと感じるかもしれません。
しかし、最近では白や透明のブラケットもあることから、以前ほど目立たなくなってきています。
声の仕事を最優先に考える場合は、十分に検討するようにしましょう。

治療方法選択時の重要ポイント

装置を選ぶ際には、仕事のスケジュールと照らし合わせて考えることが大切です。
例えば、大きなプロジェクトや講演が控えている時期を避けて治療をスタートしたり、慣れが必要な期間を事前に把握しておいたりすることで、仕事への影響を減らせます。

 

また、カウンセリングの際には、遠慮せず職業の詳細を伝えることが重要です。
「どんな場面で声を使うのか」「どの程度の頻度で人前で話すのか」といった情報があれば、担当医も最適な治療計画を提案しやすくなります。

博多矯正歯科KITTE博多院での職種別対応設計

診断

声を使う仕事をしている方が矯正治療を受ける際、一般的な治療計画では不安を覚えることがあるのではないでしょうか?
当院では、以下の内容を重視しながら職業特性を踏まえた対応を心がけています。

治療前のカウンセリングでの職業配慮

博多矯正歯科KITTE博多院では、カウンセリングの段階で職業について詳しくヒアリングを行います。
単に「声を使う仕事」というだけでなく、具体的にどんな場面でどのように声を使うのかを把握することで、より適切な治療提案が可能です。

 

  • 収録は週何回あるか?
  • 長時間話す機会はどれくらいあるか?
  • 見た目への配慮がどの程度必要か?

 

など、こうした情報をもとに装置の選択から治療の進め方まで、仕事への影響を最小限に抑えられるよう計画を立てますので、ご安心ください。

声を使う職業の方への具体的提案例

ナレーターや声優の方には、マウスピース型矯正を提案することが多くあります。
大切な収録の際には装置を外せるため、仕事への影響を心配せずに治療が進められるからです。
ただし、装着時間の管理は重要なので、スケジュールに合わせた装着計画を一緒に考えていきます。

 

講師の方には、長期的な視点で治療方法を選ぶことをおすすめしています。
例えば、研修が集中する時期を避けてから治療をスタートさせるなど、慣れるまでの期間を考慮しながら調整が可能です。

 

接客業や営業職の方には、見た目と発音のバランスを考えた提案を行います。
笑顔での印象を大切にしつつ、話しやすさも確保できる装置を選ぶことが重要です。

治療中のサポート体制

装置に慣れるまでの期間は、発声練習のアドバイスも行っています。
特定の音が発声しにくい場合、舌の位置や口の開け方を意識することで改善できることもあります。
また、装置の調整時には発音や発声に影響が出ていないか確認しながら進めていくので、少しでも違和感があるときは遠慮なくお伝えください。
細かな調整が可能です。

 

他にも、仕事のスケジュールに合わせた通院計画も柔軟に対応しています。
忙しい時期には通院間隔を調整するなど、無理なく治療を続けられるようサポートしますのでご安心ください。

まとめ|声を武器にする人に必要な矯正の視点

ナレーター

声を使う仕事をしている方にとって矯正治療は「声への影響」を第一に考える必要があります。
装置選択から治療計画まで、職業特性を考慮したうえでの対応が重要です。

 

博多矯正歯科KITTE博多院では、カウンセリングの段階から職業状況をお伺いし、声を守りながら美しい歯並びを実現する治療を提案しています。
矯正治療によって発音が改善されるケースもありますので、まずは当院でカウンセリングを受けられてみてはいかがでしょうか。

 

仕事で声を使う方にとって矯正治療は決して障害ではありません。
むしろ、発声や発音環境を整えるチャンスだと考えています。
少しでも疑問や不安が生じた際には、まず当院までお気軽にご相談いただけると幸いです。
一緒に、美しい歯並びを手に入れましょう!

博多矯正歯科ってどんなところ?

博多矯正歯科KITTE博多院

★博多駅直結!KITTE博多8階★
・裏側矯正専門医 グループ院累計症例数2万件
・カウンセリング数 年間4000件

 

日本成人矯正歯科学会認定医在籍!
平日20:30まで診療しておりますので、お仕事や学校帰りに通院する事も可能です。
また、矯正装置の種類も豊富で外科矯正も対応しておりますので、幅広い症例の治療が可能です。

 

矯正歯科選びに迷われている方はぜひ博多矯正歯科KITTE博多院へお越しください!

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