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投稿日:2025.11.12

インビザライン中の飲み物制限まとめ|お水以外はNG?着色や虫歯のリスクを解説

みなさん、こんにちは。
博多矯正歯科KITTE博多院です。

マウスピース型矯正中は食事をする時は外す必要がありますが、水以外の飲み物で水分補給する際にも取り外さないと虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
歯並びが綺麗になっても治療期間に虫歯が増えると勿体ないので、しっかり管理できるように本記事を参考にしてください。

マウスピース型矯正は「お水以外NG」って本当?

マウスピース矯正

お水以外NGは本当です。

 

マウスピース型矯正装置のマウスピースは、プラスチック素材でできているため、お水以外の飲み物を摂取するとマウスピースの着色・変形・矯正効果の低下に繋がる可能性があります。
お水以外には糖分や酸、色素が含まれているので、装置の中で細菌が増殖し、虫歯や歯周病のリスクが高くなるなどの歯に対して悪影響を与えます。

 

透明な飲み物であっても酸が含まれていたり、無糖でも味があると香料を使用しているものがあります。
水分補給は大切ですが、マウスピースを装着したまま水以外を飲むことは、装置や歯にダメージを与える原因になるので基本的に避けましょう。

マウスピースをつけたまま飲んではいけない理由

NG

1)虫歯や歯周病のリスク

砂糖は虫歯や歯周病菌のエサとなり、虫歯や歯周病を引き起こす原因になります。
健康的な野菜ジュースやスポーツドリンクも糖分を多く含んでいるので気を付けて下さい。

2)マウスピースが着色する

色の濃い飲み物を飲む頻度が高いと、歯もマウスピースにも色素沈着の可能性があります。
砂糖が入っていないお茶や紅茶など、虫歯や歯周病のリスクはないですが、着色すると清潔感がなくなってしまい見た目が悪くなります。

3)変形や劣化のリスク

温度の高い飲み物はプラスチック製のマウスピースが変形する原因になります。
変形すると矯正効果が低下する可能性があります。

4)歯の表面が脱灰(白濁)するリスク

糖分や酸を含む飲み物がマウスピースと歯の間に停滞すると、「酸蝕症」と言う歯が溶け出してしまう恐れがあります。

飲んでよい飲み物・控えるべき飲み物

飲み物

マウスピースを装着したまま飲んでも良い物、注意が必要なもの、控えるべき飲み物を挙げていきます。

<飲んでも良い>

◎水(常温・冷水)
白湯は可能ですが温度が高すぎるとマウスピースの変形に繋がるので、人肌程度の温度が望ましいです。

<注意が必要>

△緑茶
△無糖の紅茶
△無糖のブラックコーヒー
△無糖・ノンフレーバーの炭酸水

無糖だと虫歯などのリスクはないですが、色が付いている飲み物はマウスピースと歯に着色しやすいので、飲み終えた後は口をゆすぐと予防に繋がります。

<控えるべき>

×ジュース
×スポーツドリンク
×アルコール
×甘いカフェ飲料
×炭酸飲料

糖分や酸を含む飲料水は虫歯や歯周病、酸蝕症の原因になるので絶対に控えて下さい。
マウスピースを外して飲んでも再び装着する際は、必ず歯磨きをしてから装着しましょう。

どうしても飲みたい時の対処法

うがい

原則としてマウスピース装着中の飲食は水以外良くないですが、そのまま飲みたい場合やマウスピースを外せない状況などの対処法をお伝えします。

1)飲む時はマウスピースを外す

一時的に外せる状況の時は飲む前にマウスピースを外し、専用ケースなどに保管します。

水以外で水分補給後には口腔ケアをしてから再装着することが基本です。

2)飲んだ後はうがいor水で軽くゆすぐ

どうしても外せない場合は、比較的無糖や色素の薄い物、常温や冷たい飲み物を選択しましょう。
麦茶や緑茶などを短時間で飲み、マウスピースを外せれるタイミングでうがいや口をゆすぎ、マウスピースも水で軽く洗い流します。

3)外出先ではストローの活用も効果的

飲料水がマウスピースに触れる時間を減らすために、ストローを使用する方法もあります。
ただし完全に接触を防ぐことは不可能なので、糖分や酸を含む物や色素の濃い物はリスクがあります。
帰宅後や可能になったタイミングで、できるだけ早く丁寧歯磨きとマウスピースの洗浄を行ってください。

装置の着色・劣化を防ぐためのケア習慣

マウスピース 洗浄

マウスピースが着色してしまうと清潔感が欠けてしまい、目立ちにくい透明のマウスピースが目立つ可能性があります。
また、劣化は破損や矯正効果の低下に繋がります。
これらのリスクを回避すべく、習慣付けることを説明していきます。

1)マウスピースを洗う頻度

不十分な洗浄は着色や不衛生な状態を招くので、飲食時にマウスピースを外したタイミングで流水とブラシで優しく洗う習慣を付けます。
理想は毎日3回ですが最低でも1回、就寝前はより丁寧に洗いましょう。

 

しかしブラシに歯磨き粉をつけて磨くと、細かい傷が付き、汚れや着色が付着しやすくなるので歯磨き粉の使用は避けて下さい。

2)専用洗浄剤の使い方

週に1~2回は専用の洗浄剤を使用して、着色やニオイを予防します。
専用洗浄剤での漬け置きは着色を落とす効果もありますが、過度な洗浄はマウスピースを傷める原因になるので、長時間の漬け置きには注意し、製品の指示に従いましょう。

 

また、超音波洗浄剤機の使用はマウスピースを傷つけずに洗浄ができ、微細な汚れを除去する効果があります。
黄ばみやぬめりなどにも有効で、清潔な状態を保つことができるアイテムです。

3)適切な保管場所

直射日光や高温の場所で保管するとマウスピースの素材が劣化して変形や偏食の原因になります。
基本的には長時間外すことはないですが、直射日光や高温の場所を避け、通気性の良い場所で保管して下さい。
専用のケースで保管する場合は、できるだけ水気を切って清潔を保つように心掛けましょう。

4)マウスピースの交換時期を守る

長期間同じマウスピースを使用していると素材が劣化し、破損のリスクや矯正力の低下に繋がります。
マウスピースは約1~2週間に1度、新しいマウスピースに交換をしながら歯を動かしていくので、交換時期を守らないと治療計画にずれが生じてしまいます。
マウスピース型矯正は装着時間や交換時期など、指定された指示を守ることがとても重要になります。

5)歯磨き後に装着する重要性

歯磨きをしないでマウスピースを装着すると、歯に付いた汚れや食べカスにそのまま蓋をする状態になるので、細菌が繁殖し、歯垢が蓄積します。
そのため虫歯や歯周病のリスクが非常に高くなり、口臭の原因にもなります。

マウスピース自体も汚れて黄ばんでしまい、審美性が損なわれます。
審美性や歯の健康を維持するためには、毎回の装着前には必ず歯磨きを行い、口腔内を清潔に保つ習慣を付けましょう。

まとめ

マウスピース型矯正中にマウスピースを装着したまま飲んでも飲料水は、原則「水」だけです。

 

しかしマウスピースを外せない場面などもあると思うので、どうしてもの時はリスクの低い緑茶や麦茶、無糖や色の薄い物、ノンフレーバーの物を選びましょう。
飲み終わったらすぐに水で口をゆすぎ、可能になり次第、歯磨きとマウスピースの洗浄を行うと、色素沈着のリスクを防ぐことができます。

 

 

健康な歯と透明な装置を守るためには、水以外の物はマウスピースを外して飲食をし、適切な洗浄で、口腔内とマウスピースを清潔に保つことが大切です。

 

治療中も治療後も同じですが、水での水分補給や毎日の丁寧な口腔ケアなどの習慣付けが歯の健康に大きく関わります。
清潔の意識を高く持ち、治療期間を乗り越えていきましょう。
マウスピース型矯正中で気になる事や歯並びの相談などがあれば、お気軽に博多矯正歯科KITTE博多院までお問合せ下さい。

博多矯正歯科ってどんなところ?

博多矯正歯科KITTE博多院

★博多駅直結!KITTE博多8階★
・裏側矯正専門医 グループ院累計症例数2万件
・カウンセリング数 年間4000件

 

日本成人矯正歯科学会認定医在籍!
平日20:30まで診療しておりますので、お仕事や学校帰りに通院する事も可能です。
また、矯正装置の種類も豊富で外科矯正も対応しておりますので、幅広い症例の治療が可能です。

 

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