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投稿日:2025.10.17

裏側矯正で滑舌は悪くなる?―多くは数週間で慣れる|仕事への影響と対策を解説

皆様、こんにちは。
KITTE博多8階にある【博多矯正歯科KITTE博多院】です。

 

裏側矯正(舌側矯正)をすると「滑舌が悪くならないか」と心配される患者様は少なくありません。実際には多くの方が1〜3週間程度で日常会話に困らない程度まで慣れることが可能です。

 

一方、接客やアナウンスなど声を使うお仕事では、装置選びや練習で滑舌を改善できることも。そこで本記事では、裏側矯正(舌側矯正)の違和感の仕組みと慣れる目安、装置の選択肢、慣れるまでの生活をわかりやすく解説します。

裏側矯正で「滑舌が気になる」と感じる理由

裏側矯正

裏側矯正で滑舌が気になると感じる理由はいくつかありますので、詳しくみていきましょう。

 

  • 装置が舌側にある

まず、考えられる大きな理由としては装置が舌側にあることです。いままでなかった歯の裏側に装置が付くと、気になる方がほとんどかと思います。

そのため、矯正開始当初は装置が気になり舌で触ることで滑舌が悪くなることがあります。

 

  • 舌の可動域・接触点

2つ目に装置が舌側に着くことで舌の可動域が狭くなるからです。サ行・タ行・ラ行に一時的に影響がでることがあります。

 

  • 唾液量や口腔内の乾燥

裏側矯正治療をはじめると唾液量が変化する患者様もいらっしゃいます。悪い歯並びによりしっかり閉じられなかった方は装置が付くことでより口腔内の乾燥がひどくなり滑舌に影響がでるケースもあります。

 

  • 個人の舌

歯並びが悪くなる理由のひとつで舌癖があります。舌を噛む、舌を前に出すなどの舌癖のある状態で裏側矯正(舌側矯正)を行うと一時的に滑舌がより悪くなる可能性があります。ただし、裏側矯正を続けると舌癖が自然に改善されることも期待できます。

 

違和感は数週間で慣れることがほとんどです。装置直後でも日常会話は問題ないケースが多いです。数週間も我慢できない、仕事に支障が出る方は、ハーフ(上は裏側矯正、下は表側矯正)もしくはラビアル(表側矯正)も選択できます。

どれくらいで慣れる?—目安と個人差

歯並び

裏側矯正(舌側矯正)の違和感は、治療開始から1週間くらいがピークです。

 

1〜3週間で日常会話はほとんどの患者様が慣れる傾向があります。始めのうちは舌で装置を触ってしまうなど気になると思いますが、徐々にお口の中に装置があることが普通になり慣れるでしょう。
ただし、すぐに早口で話せるようになったり、長時間の発声をしたり、電話応対がスムーズになったりするわけではありません。時間と共にこのような会話でも問題なく行えるようになります。

 

また、裏側矯正(舌側矯正)は1ヵ月程度で装置の調整を行います。その際には、装置で歯が浮いたような感じや、ワイヤーが新しくなることで軽微な違和感が再び現れることがあります。もちろん、一時的な違和感のため調整日から数日で慣れるでしょう。

早く慣れるための実践メニュー8選

コミュニケーション

早く裏側矯正(舌側矯正)に慣れるための実践メニューを8選紹介します。

  • 話す速度

裏側矯正をはじめたばかりのころは、無理に早口で話さずにゆっくり伝わるように話すことを心がけましょう。しっかり伝わっている感覚があれば徐々に話す速度を上げていくのがおすすめです。

  • サ・タ・ラ行の発音練習

舌で前歯の裏側あたりをはじく必要のある「サ・タ・ラ行」では滑舌の影響を受けやすい傾向があります。そのため、裏側矯正をはじめたらこれらの言葉を意識して短文や音読を行うとよいです。

  • 鏡+録音でセルフチェック

滑舌が悪い場合は、舌の位置や唇の形が適切ではないかもしれません。
そのため、自分で会話している姿を鏡で見たり、録音したりしてチェックしておくとよいです。

  • 滑舌アプリや早口ことばの活用

舌のトレーニングができる滑舌アプリや早口ことばを1日5分から10分くらい続けると舌や唇、頬などの筋力が整えられます。

  • 舌ストレッチ

舌を回したり、前方に出したりして意識的に舌を動かすことで舌をトレーニングしましょう。他にも、舌を上顎に吸い上げてから離すタッピングを行うのもおすすめです。

  • 水分補給・口腔保湿

水分を補給し、お口の中を乾燥させないことも大切です。
滑舌が悪くなる理由のひとつである乾燥を防ぎましょう。

  • 会話前の“ウォームアップ”

長時間会話をしていないときには、話しはじめる前に母音を発声することが効果的です。母音とは「あ・い・う・え・お」のことで、母音をつなげて発声することで会話がスムーズにできます。

  • 口内炎対策

歯が動くと余分なワイヤーが伸びてきて粘膜を傷つけて口内炎などのトラブルが引き起ることがあります。そのときは矯正用ワックスを使用したり、保湿ジェルを使用したりしましょう。

仕事・生活への影響と装置選び

仕事 両立

仕事や生活にも影響がでる可能性がある方は矯正装置の選択から慎重になりましょう。ここからは当院でも取り扱いのある装置を紹介いたします。

 

  • 裏側矯正

裏側矯正は歯の裏側にブラケットやワイヤーを貼り付けるため、表側矯正よりも目立ちにくいのが特長です。初期は舌の違和感があり発音に影響しやすいですが徐々に慣れるでしょう。

 

  • ハーフリンガル

上は裏側矯正(舌側矯正)、下顎は表側矯正と組み合わせたものがハーフリンガルです。目立ちにくさを実現し、滑舌への影響を軽減することができます。

 

  • 表側矯正(ラビアル)

歯の表面にブラケットやワイヤーを付けるため、発音影響が比較的少ないです。見た目が目立つと気になる方もいらっしゃいますので、当院ではセラミックのブラケットを採用しております。ご希望があればホワイトワイヤーを使用することも可能です。

【お仕事別のおすすめ矯正装置】

  • 接客・アナウンス・コールセンター:ハーフリンガル矯正・表側矯正
  • オフィス・リモート中心:裏側矯正(舌側矯正)

患者様によって優先度を決定して装置を決めていくのがおすすめです。
審美性・発音・治療期間・費用・通院頻度などを考慮してじっくり決定しましょう。

装置装着直後〜慣れるまでの生活Q&A

Q&A

ここからは、装置装着直後から慣れるまでの生活でよくある質問にお答えします。

 

Q.いつから普通にしゃべれますか?

A. 個人差はありますが、1〜3週間が目安です。ほとんどの方が裏側矯正の装置に慣れるため徐々に会話への支障がなくなるでしょう。

 

Q. 電話・会議が多いが大丈夫?

A.  初期は会議前に母音法を実行したり、練習を積み重ねたりすることでスムーズになります。また、重要な商談時期を避けるなど装置装着のタイミングの調整することも大切です。

 

Q. 口内炎が痛いときはどうしたらいいの?

A. 矯正用のワックスがご用意できますので使用しましょう。飛び出したワイヤーの先にワックスを付けることで粘膜を傷つけることを防ぎます。また、早めの調整にお越しいただいた方が良い場合もありますのでご連絡ください。

 

Q. 食事はどのようなものがおすすめですか?

A. 矯正開始日から数日はやわらかいものがおすすめです。繊維質は小さく切ることで装置や歯に詰まりにくくなり、清掃しやすいですよ。

 

Q. 痛みで話しにくいのですが何か対策はありますか?

A. 鎮痛薬を活用しましょう。歯科医院で処方することが可能です。市販の薬を服用される場合は歯科医師にご相談ください。

まとめ

裏側矯正(舌側矯正)を開始するにあたり「滑舌が悪くなることが心配」の患者様はいらっしゃいます。原因はさまざまありますが、練習による改善や慣れによる時間が解決するケースも。

 

ただし、仕事や生活に支障がでる方はハーフリンガル装置や表側矯正など装置も視野に入れましょう。当院でも歯並びの状態にはよりますが対応が可能です。自分に合う装置がわからない方や発音の不安など些細なことでもかまいませんので、お気軽にカウンセリングにお越しくださいね。

博多矯正歯科ってどんなところ?

博多矯正歯科KITTE博多院

★博多駅直結!KITTE博多8階★
・裏側矯正専門医 グループ院累計症例数2万件
・カウンセリング数 年間4000件

 

日本成人矯正歯科学会認定医在籍!
平日20:30まで診療しておりますので、お仕事や学校帰りに通院する事も可能です。
また、矯正装置の種類も豊富で外科矯正も対応しておりますので、幅広い症例の治療が可能です。

 

矯正歯科選びに迷われている方はぜひ博多矯正歯科KITTE博多院へお越しください!

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