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投稿日:2023.10.18

マウスピースにも歯石はつくの?お手入れ方法を解説!

こんにちは!博多矯正歯科KITTE博多院です。
今回は、歯石にまつわる話をしていきます。

 

みなさんのなかで、こうした悩みをお持ちの方はいませんか?
「マウスピース型矯正を始めて数か月経過するけど、なんだか白い汚れや臭いがするようになってきた…」

 

これ、実は多くの方が気づかないうちにマウスピースに歯石が蓄積している可能性があるんです!
放置すると、結果的に治療期間の延長や健康面にも影響が出やすいため深刻な問題へと発展する恐れがあります。

 

今回は、あまり語られていなかったマウスピースに付着した歯石のリスクや効果的な予防法について詳しく解説していきます!

【30秒診断】あなたのマウスピースは大丈夫?歯石リスクチェック

リテーナー マウスピース

まずは、現在使用中のマウスピースの状態をチェックしてみましょう!
簡単に確認できる内容になっています!
みなさんは、以下の項目にいくつ当てはまりますか?

 

  • マウスピースに白い汚れがある
  • 装着時に臭いが気になる
  • 以前よりフィット感が良くない
  • 1日1回しか洗わない
  • 飲食時につけたままにすることがある
  • 歯ブラシで磨いたことがない
  • 専用の洗浄剤を使ったことがない
  • 乾燥させずに保管している
  • 装着前に歯磨きを忘れることがある
  • 定期的な歯科チェックを受けていない

 

【結果判定】

  • 0~2個:良好な状態を維持
  • 3~5個:要注意(マウスピースに歯石が付着しているかも)
  • 6個以上:危険(早急な対策が必要!)

 

※3個以上該当した方は、すでにマウスピースに歯石が形成されている可能性が高いです!

マウスピースに歯石がつく3つの要因

この記事をお読みの方のなかでも、「マウスピースに歯石が付着することはない」と考える方は多いかもしれません。
ですが、結論としてマウスピースに歯石は付着します!

 

「プラスチック製だから大丈夫」と思いがちですが、これは大きな誤解です。
しかし、なぜマウスピースに歯石が付着するのでしょうか?
ここからは、マウスピースに歯石が形成される3つの要因を紹介します。

①唾液中のミネラル成分

歯石は、唾液に含まれるカルシウムやリン酸がマウスピースの表面に付着した歯垢(プラーク)と結合し、時間の経過とともに石灰化して硬い歯石になります。

②密閉環境での細菌繁殖

マウスピース装着時は口腔内が密閉状態になることから、細菌が繁殖しやすい環境になります。

これによって、通常よりも歯石が形成されやすくなります。

③不適切な使用方法

飲食時の装着や不十分な清掃により、マウスピースに汚れが蓄積してしまいます。

この状況が歯石の土台になってしまうのです。

マウスピースについた歯石を放置した場合の恐ろしすぎるリスク

マウスピースの歯石を「まぁ、そのうち何とかしよう」と思っている、そこのあなた!!
放置することは大変危険です。
「ちょっとした汚れだし、大丈夫」と思っている方は、知らない間に深刻なリスクを抱えることになります。
マウスピ―スの歯石を放置した場合、どのようなリスクがあるのかみていきましょう。

治療が長引く可能性

歯石がついたマウスピースを使用していると、だんだん歯にピッタリはまらなくなります。
歯にはまらないと正しい力が伝わらなくなるため、歯が動かなくなるのです。
特に、最後の微調整の段階では、ほんの少しの隙間でも効果が半減してしまいます。

 

「治療がもうすぐ終わる」と思っていたのに、いつまでも終わらないのは精神的にもかなりキツイですよね。
さらに治療が長引くことで、追加でマウスピースを作製する必要が出てきます。
それに伴い、予想外の出費になることも…。

虫歯・歯周病・口臭の温床に

歯石とは、歯の表面に付着した歯垢(プラーク)が固まってできたものです。
歯垢は食べかすや細菌の集合体のため、放置すると虫歯のリスクが高くなります。
そのため、歯石がついたマウスピースを装着することは細菌をずっと口の中に留まらせておくということ。
そう聞くとゾッとしませんか?

 

細菌だらけのマウスピースを装着すると、虫歯だけでなく歯周病の危険にさらされてしまいます。
矯正中は唾液の洗浄効果も下がってしまうので、虫歯や歯周病の進行が早まる傾向にあるでしょう。

 

さらに歯石がついたまま放置していると、口臭も気になるようになります。
いくら歯磨きをしていたとしても歯石がついたマウスピースを常用していれば、その行動は無意味です。
こうした生活を続けていると、自分の口臭にも気づかないなんてこともあるでしょう。
周囲の人に「なんか臭うな…」と思われるなんて、想像しただけでもつらいですよね。

長い目で見ると健康にも悪影響を及ぼす

口のなかで起こる慢性的な炎症は、心疾患や糖尿病、認知症のリスクを高めることにつながります。
「たかがマウスピースの汚れだと思っていたら、実は全身の健康問題につながっていた…」
そう考えると身震いしちゃいますよね。

 

美しい歯並びを手に入れるために矯正治療をしていたのに、歯周病で歯茎が下がったり歯が変色したりすると、せっかく時間とお金をかけて整えた美しい歯並びも台無しです。
矯正治療が終わっても、その後ずっと後悔することになってしまうでしょう。

 

要するに、「面倒だから」「忙しいから」という理由でケアを怠ると、結果的にもっと面倒でもっと時間のかかる問題に発展してしまう可能性が高くなります。

【博多矯正歯科KITTE博多院推奨】正しいマウスピース清掃の手順

マウスピース 洗浄

マウスピースの正しい清掃方法をご存じない方も多いと思います。
当院では以下の方法を推奨していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

毎日の基本ケア

■STEP1:流水洗浄

マウスピースを外したら、必ず流水で30秒間洗浄してください。(ぬるま湯がおすすめ!)
実は、この段階でプラークの大部分を除去できます。

 

■STEP2:やわらかい歯ブラシで清掃

歯ブラシは、できるだけ〝やわらかめ〟を選択しましょう。
力を入れずに優しく磨きます。
特に、歯と接触する内側を重点的に清掃しましょう。

 

■STEP3:洗浄剤の使用

中性洗剤、またはマウスピース専用の洗浄剤を使用します。
注意点としては、研磨剤入りの歯磨き粉は絶対に避けてください!
なぜなら、研磨剤によってマウスピースに傷がつきやすく、その傷に雑菌が入り込む恐れがあるからです。
これは歯ブラシの毛先とも関係しています。

 

■STEP4:完全乾燥

洗浄後の管理も非常に重要です。
濡れたマウスピースはそのままケースにしまわずに、完全に乾燥させて保管しましょう。
湿った状態での保管は、細菌繁殖の原因になるので注意が必要です。

週1回のスペシャルケア

マウスピース洗浄剤

毎日のケアに加えて週1ペースでスペシャルケアを行うと、なお効果的です。
スペシャルケアをする曜日を決めて行ってみてはいかがでしょうか?

 

■専用洗浄剤でつけ置き

市販の洗浄剤やマウスピース専用洗浄剤にマウスピースを15~30分つけ置きします。
これにより、バイオフィルムを効果的に除去することができます。

 

■細部の清掃

ブラシでは届きにくい細かい溝や凹凸部分を綿棒を使いながら、丁寧に清掃します。

 

■定期チェック

マウスピースの点検も大事です。
変色、変形、亀裂がないかを確認し、異常が見られたら当院までご相談ください!

 

絶対にやってはいけないNGケア

反対に、絶対にやってはいけないNGケアもあります。
これらは、マウスピースの変形や破損の原因につながるため避けてくださいね。

 

  • 熱湯での洗浄(変形の原因)
  • 漂白剤の使用(素材劣化)
  • アルコール系洗浄剤の頻繁な使用
  • 硬いブラシによる清掃
  • 電子レンジでの殺菌

博多矯正歯科ってどんなところ?

博多矯正歯科KITTE博多院

★博多駅直結!KITTE博多8階★
・裏側矯正専門医 グループ院累計症例数2万件
・カウンセリング数 年間4000件

 

日本成人矯正歯科学会認定医在籍!
平日20:30まで診療しておりますので、お仕事や学校帰りに通院する事も可能です。
また、矯正装置の種類も豊富で外科矯正も対応しておりますので、幅広い症例の治療が可能です。

 

矯正歯科選びに迷われている方はぜひ博多矯正歯科KITTE博多院へお越しください!

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