投稿日:2023.3.11
高いのには理由がある!?裏側矯正についてメリットデメリットもご紹介
こんにちは!博多矯正歯科KITTE博多院です。
歯列矯正を検討する際、見た目を気にせずに治療を受けたいと考える方が増えています。
特に社会人や接客業に従事する方にとって、裏側矯正(舌側矯正)は魅力的な選択肢です。
しかし、裏側矯正(舌側矯正)はほかの矯正方法と比較して費用が高額になることが多く、治療をためらう方も少なくありません。
なぜ、裏側矯正(舌側矯正)の費用が高いのでしょうか?
今回は、裏側矯正(舌側矯正)の費用が高い理由から、メリット・デメリット、さらには治療費を抑える方法まで詳しく解説します!
この記事を読むことで、自分に最適な矯正治療を選択できるようになりますよ。
将来的に裏側矯正(舌側矯正)を検討されている方、必見です!
目次
裏側矯正(舌側矯正)の費用が高い理由

裏側矯正(舌側矯正)の費用は一般的に100~150万円程度と、表側矯正よりも大体30~50万円ほど高額になります。
この価格差には、以下のような明確な理由があります。
オーダーメイドの装置作製が必要
裏側矯正(舌側矯正)で使用する装置は、患者様お一人おひとりの歯の形状に合わせて完全にオーダーメイドで作製します。
歯の裏側は表側よりも複雑な形状をしており、既製品の装置ではなかなか対応できません。
そのため、精密な歯型採取から始まり、専用の技工所での特殊な製作工程が必要になります。
この製作工程では、コンピューターを使用した3D設計や熟練した技工士による手作業での調整が行われます。
1つの装置を完成させるまでに数週間を要することもあり、材料費と技術料が表側矯正よりも大幅に高くなりやすいのです。
高度な技術と専門性が求められる
裏側矯正(舌側矯正)は、歯科医師にとって表側矯正よりもはるかに高度な技術が必要な治療法です。
歯の裏側での作業は視野が制限され、装置の装着や調整には特別な技術と経験が不可欠となります。
こうしたなかで、裏側矯正(舌側矯正)を行える歯科医師は限られており、専門的な研修を受けた医師のみが対応可能です。
この専門性の高さが治療費に反映される大きな要因になります。
治療時間の長さ
裏側矯正(舌側矯正)では、表側矯正よりも装置の調整やメンテナンスに時間がかかる傾向にあります。
歯の裏側での細かな作業は慎重に行う必要があり、一回の診療時間が長くなりやすいのです。
また、装置の特性上、治療期間が表側矯正よりも数ヶ月~半年程度延びることも…。
この治療時間の長さは、歯科医院の人件費や設備使用料に直結するため、結果として治療費の増加につながります。
特殊な材料や器具の使用
裏側矯正(舌側矯正)では、通常の矯正治療では使用しない特殊な器具や材料が必要です。
歯の裏側専用の接着剤や特別に設計されたワイヤー、調整用の器具など、これらの専用材料は一般的な矯正材料よりも高価になります。
また、治療中のメンテナンスにも専用の器具が必要となり、これらの設備投資も治療費に含まれます。
裏側矯正(舌側矯正)の治療費を抑える方法

「裏側矯正(舌側矯正)がなぜ高いのか?」
その理由が明確になったところで、治療費を抑える方法はあるのでしょうか?
実は、以下の方法を取り入れることで治療費を抑えることができるんです!
デンタルローンや分割払いの活用
多くの歯科医院ではデンタルローンや分割払いサービスを提供しています。
デンタルローンを利用することで、月々の支払いを1~3万円程度に抑えることができ、経済的な負担を軽減できるのです。
金利は年率3~7%程度が一般的で、支払い期間は3~7年程度まで選択可能です。
無理のない返済計画を立てることで、裏側矯正(舌側矯正)治療が受けやすくなるでしょう。
医療費控除の利用
裏側矯正(舌側矯正)は医療費控除の対象になります。
年間の医療費が10万円を超える場合、確定申告により税金の還付を受けることができます。
例)150万円の治療費の場合
所得税率によって10~20万円程度の還付が期待できることも。
治療費の領収書や通院にかかった交通費の記録を保管し、翌年の確定申告で申請してみましょう。
部分的な裏側矯正(舌側矯正)の検討
歯並びの状態によっては、前歯部分のみに裏側矯正(舌側矯正)を適用し、奥歯は表側矯正やマウスピース型矯正を組み合わせるハイブリッド式の矯正治療が存在します。
これは「ハーフリンガル」と呼ばれる治療法で、見た目の改善効果を保ちながら費用を20~40万円程度抑えることが可能です。
早期治療による期間短縮
歯並びの問題が軽度な段階で治療を開始することで治療期間を短縮し、結果として総治療費を抑えることができます。
定期的な歯科検診を受け、早期に問題を発見することが重要です。
裏側矯正(舌側矯正)のメリット・デメリット

さらに裏側矯正(舌側矯正)を知っていくために、ここからメリットとデメリットについて紹介していきます。
より詳しく知ることで、裏側矯正(舌側矯正)に対する知識が身につき、不安や疑問点が解消されるはずです!
裏側矯正(舌側矯正)の4つのメリット
裏側矯正(舌側矯正)はメリットが多い治療法です。
費用面を超えたメリットが数多くありますよ。
①見た目を気にせず治療可能
最大のメリットは、矯正装置が外から見えないことです。
営業職や接客業など人前に出る機会が多い職業の方でも周囲に気づかれることなく、歯列矯正をおこなうことができます。
ほかにも結婚式や就職活動など、重要なイベント時でも装置を気にする必要がないこともうれしいポイントです。
②前歯の後退効果が高い
裏側矯正(舌側矯正)は、前歯を後ろに下げる力が表側矯正よりも効率的に働きます。
出っ歯や口元の突出感の改善に特に効果的で、横顔のラインを美しく整えてくれますよ。
③表側装置による口元の突出感が少ない
表側矯正では装置の厚みより一時的に口元が前に出て見えることがありますが、裏側矯正(舌側矯正)ではこの心配がありません。
治療中も自然な口元を保つことができますよ。
④社会人や接客業の方に最適
ビジネスシーンでの印象を重視する社会人や接客業に従事する方にとって裏側矯正(舌側矯正)は理想的な治療法だといえます。
プロフェッショナルな外見を維持しながら歯並びの改善を図ることができるでしょう。
裏側矯正(舌側矯正)の5つのデメリット
いい面がある一方で、以下のようなデメリットが存在するのも事実。
どんなデメリットがあるのか詳しくみていきましょう!
①費用が高額
前述のとおり、裏側矯正(舌側矯正)は表側矯正と比較すると高額になる傾向です。
この費用差は、治療を検討するうえで大きな弊害となることがあります。
②治療期間が長くなる可能性
裏側矯正(舌側矯正)は表側矯正と比較すると治療期間が長い傾向にあります。
装置の調整が複雑なことから、歯の移動に時間を要することが大きな理由です。
③装着時の違和感や発音への影響が大きい
装置が舌に触れてしまうため、治療開始直後は違和感が大きいと思います。
また、発音(特にサ行やタ行)がしづらくなりますが、多くの場合は2週間~1ヶ月程度で慣れるでしょう。
④口腔ケアの難しさ
歯の裏側に装置があることから、歯磨きやフロスでのケアが困難になります。
虫歯や歯周病のリスクが高まりやすく、より丁寧な口腔ケアが求められるのです。
適切な歯ブラシの選択や補助的用具の使用が推奨されます。
いつも以上に気をつかわなければならない点もデメリットかもしれません。
⑤適応症例の制限
歯並びの状態によっては、裏側矯正(舌側矯正)が適用されない場合があります。
重度の叢生や骨格性の問題がある場合は、表側矯正や外科的矯正治療が必要になることもあるでしょう。
裏側矯正(舌側矯正)のデメリットへの対策方法

「なんだか、デメリットのほうが多いから止めておこうかな…」
そう思ったそこのあなた!!!
そう判断するのは早いです。
裏側矯正(舌側矯正)のデメリットは、適切な対策によって軽減することができます。
どのような対策があるか、詳しくみていきましょう!
違和感への対応
装置装着直後の違和感は、時間の経過とともに軽減されていくもの。
もし、痛みが強い場合は歯科医師に相談し、必要に応じて痛み止めの処方を受けましょう。
また、硬い食べ物は避け、柔らかめの食事を心がけることで不快感を軽減できますよ。
発声練習をする
発音の問題は、積極的な練習によって改善が期待できます。
鏡の前での発声練習や音読を日常的に行うことで、より早く正常な発音を取り戻すことが可能です。
効果的な口腔ケア
裏側矯正(舌側矯正)専用の歯ブラシに加え、ワンタフトブラシなど一歯専用の歯ブラシの併用で丁寧なブラッシングを心がけましょう。
また、定期的な歯科医院でのクリーニングを受けることで、虫歯や歯周病のリスクを最小限に抑えることができます。
治療期間短縮のポイント
定期的な通院を欠かさず歯科医師の指示に従うことで、治療期間の延長を防ぐことができます。
また、装置を破損させるような硬い食べ物を避け、適切な口腔ケアを継続することが重要です。
裏側矯正(舌側矯正)と他の矯正治療との比較
裏側矯正(舌側矯正)を選択する前に、他の矯正治療も知っておきたいところです!
どんな種類の治療があるかを把握することで、自分に合った治療を選択することが可能です。
表側矯正との違い

表側矯正は裏側矯正(舌側矯正)と比較すると費用が安く、治療期間も短い傾向にあります。
しかし、装置が目立つというデメリットも。
治療効果に大きな差はありませんが、前歯の後退効果は裏側矯正(舌側矯正)のほうが高いとされています。
マウスピース型矯正との違い

マウスピース型矯正は取り外しが可能で、見た目も目立たない治療です。
しかし、重度の歯並びの問題には対応できないケースがほとんど。
また、患者様の協力度により治療効果が左右されることから、確実性では裏側矯正(舌側矯正)のほうが優れています。
費用面に関してはマウスピース型矯正のほうが安価な場合が多く、軽度から中等度の歯並びの問題であれば有効な選択肢といえるでしょう。
裏側矯正(舌側矯正)が気になる!もっと知りたい方は当院までご相談ください
裏側矯正(舌側矯正)は、見た目を気にせず歯列矯正を行いたい方にとって理想的な治療法です。
費用面が気になって、なかなか一歩が踏み出せない方でも安心できる支払い方法をご用意しています。
もし、ご検討されている方は、当院のカウンセリングでさらに詳しくご説明しますので、お気軽にご相談くださいね。
みなさまからのご予約を心よりお待ちしています!
博多矯正歯科ってどんなところ?

★博多駅直結!KITTE博多8階★
・裏側矯正専門医 グループ院累計症例数2万件
・カウンセリング数 年間4000件
日本成人矯正歯科学会認定医在籍!
平日20:30まで診療しておりますので、お仕事や学校帰りに通院する事も可能です。
また、矯正装置の種類も豊富で外科矯正も対応しておりますので、幅広い症例の治療が可能です。
矯正歯科選びに迷われている方はぜひ博多矯正歯科KITTE博多院へお越しください!
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