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投稿日:2024.4.3

MFTトレーニングとは?舌を鍛える重要性や具体的な効果

博多矯正歯科・歯科衛生士の山田です。
本日のお話は「MFTトレーニングとは?舌を鍛える重要性や具体的な効果」についてです。

MTFとは?

みなさん、MFTとはご存知でしょうか。
MFT=口腔筋機能療法と呼ばれる舌の正しい動きや、正しい口のまわりの筋肉の動きを覚えさせ、その筋肉の位置を習慣化し、正しく昨日させる訓練のことを表します。
結論として、舌の正しい動きや、舌や口の周りの筋肉を正しく使うトレーニングはとても重要といえます。

MFTの重要性

では、なぜMFTのトレーニングが重要なのかお話しをしていきます。表情筋
舌や、お口の周りの筋肉のバランスが崩れてしまうと歯並びの乱れを引き起こしてしまいます。
これは矯正中や矯正後に大きく関わってくるといえます。
お口の周りの筋肉には、オトガイ筋・顎舌骨筋・口輪筋・頬筋があります。

①オトガイ筋(顎を動かした際に梅干しの種のようやシワが出来る部分)

→顎を押し上げる・下唇を押し上げる・顎先の皮膚を内側・上に引っ張る・口をへの字にする・上唇を突き出す。このような作用があります。
オトガイ筋があることで、あごのたるみを防ぎます。

②顎舌骨筋(顎下の真ん中を通っている部分)

→口腔底をつくる筋肉・飲み込む時に舌を上にあげる。
顎舌骨筋があることで、舌を持ち上げ、口腔底を持ち上げる顎から下のラインをきれいにします。

③口輪筋(口の周りを囲んでいる部分)

→口を閉じる・唇を突き出す・口角をあげる
このような作用があります。
口輪筋があることで、口元を若々しくします。

④頬筋

→口角を外側に引き上げる・頬を歯並びに押し付ける・頬を膨らませる・凹ませる・吸う。などの作用があります。
ほおをきゅっと引き締めます。

正しいお口の状態

では、今からお口の周りの筋肉の機能が整っている状態を説明します。
まず、安静時には唇に力が入っていない状態でリラックスしており、自然な鼻呼吸ができます。
そして、舌は上の顎の部分にくっついている状態で上下の歯は離れています。
咀嚼時には食べ物を前歯で噛み切り、小臼歯とよばれる奥から3.4番目の歯の部分で細かく砕き、大臼歯とよばれる奥の歯でつぶします。舌で食べ物が歯の上にのるように動かし、唇はとじたまま咀嚼します。そして、飲み込む時は上下の歯が合わさります。
以上が、お口の筋肉の正しい状態になります。
そして、お口の周りの筋肉だけでなく舌をおく位置も重要です。
舌をおく位置は、舌先を前歯の付け根の上におき、舌全体に少し圧をかけ吸盤のようくっくけるイメージです。
ここで重要になってくることは、ぴったりとくっつけることです。舌の根元から上にくっつけることを意識しましょう。

みなさんはいかがですか?普段あまり意識される事が少ないと思うので、安静時と咀嚼時にどのようになっているのか一度意識されてみてください。

MFTが必要な人とは?

筋肉と舌の正しい位置についてお話しをしたので、次はMFT=口腔筋機能療法についてお話しをしていきます。

まず、必ずしもMFT=口腔筋機能療法をおこなう必要があるわけではございません。
このトレーニングが必要な状態はどのようなものか説明をします。
まず、不正咬合は大まかにいうと、遺伝的要因と環境的要因があります。
環境的要因に含まれる口腔習癖とよばれるものがあり、日常生活時に無意識に行ってしまう舌ほ癖のことです。この状態が続いてしまうと、お口の中の唇や筋肉のバランスが崩れてしまい、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼします。
では、どのような口腔習癖があるのかお話をしていきます。

①吸指壁(きゅうしへき)

指しゃぶり

→子供に多く見られます。指しゃぶりともいわれます。この状態が続いてしまうと、開咬(オープンバイト)、上顎前突(出っ歯)、交叉咬合になってしまいます。
指以外にも、爪・タオル・おしゃぶりなどを噛む癖も歯並びなどに悪影響を及ぼします。
このような、癖は4歳頃までにやめれば問題がないとされています。この癖は、精神面との関わりが強いため指導の際は、精神面も配慮する必要がございます。

②咬唇癖(こうしんへき)・吸唇壁(きゅうしんへき)

唇をかむ

→唇を噛む・吸うなどの癖のことをいいます。
上の歯の前歯で下唇を噛む事が多いです。下唇などを噛む事で、歯が前に出てしまったり、下の歯が圧迫されて内側にずれが生じてしまうため、不正咬合の原因になってしまい、
上顎前突(出っ歯)、過蓋咬合(ディープバイト)が見られます。

③舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)

舌癖

→舌を前に出したり、上下前歯の間に舌を挟んだり、裏側から舌で歯を押したりする癖のこといいます。
開咬(オープンバイト)、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)が見られます。
また、以上の不正咬合の他にも「さしすせそ」や「たちつてと」などが発音しにくくなる、食事の際に音をたててしまう。など、日常生活にも影響が出てくる可能性がございます。
そして、これらの舌癖は歯列矯正中・後、にも悪影響を及ぼします。
歯列矯正中に、舌を前に出したり、裏側から舌で歯を押す行為をしてしまうと隙間が閉じなかったり、歯が唇側に傾斜してしまうなどの影響がでます。また、歯茎の状態にも影響を及ぼし歯茎が下がってしまう原因にも繋がります。
また、矯正後にこの口腔習癖が残っていると先ほど説明したような、上顎前突(出っ歯)・開咬(オープンバイト)・下顎前突(受け口)・過蓋咬合(ディープバイト)・歯が傾斜する・隙間が出てくるなどといった後戻り。が見られます。
では、舌癖がある方はどのようにMFT=口腔筋機能療法をすればいいのかお話しをします。

①スポット

舌 スポット

→舌の正しい位置を覚えるトレーニングです。
舌の正しい位置は、歯の先を上の前歯の少し後方にあるスポットに置き、舌が上顎全体にあたっている状態です。
この際に、舌を上の前歯にあててしまうと、上の前歯が前の方に出てきてしまうため、注意しながらスポットにおきましょう。
スポットに割り箸などをあて、5秒程数えてください。
そして、割り箸などのスティックを外し、舌の先をスポットの位置につけ、再び5秒程数えてください。

②ティップ

→舌先の力をつけるトレーニングです。
割り箸のようなスティックを準備し、スティックを口の前に垂直に持ちます。そして、舌の先を尖らせスティックを3秒間程押します。3秒経った後にスティックを外し、口を閉じて休憩してください。
この動作を、5〜10日程繰り返します。
この場合、舌とスティックの両端で押し合うようひすると効果的です。

③ポッピング

→舌の位置を正しくするために、舌を上に持ち上げるトレーニングです。
舌の先をスポットにつけ、舌全体で上顎の部分を吸い上げてください。そして、そのまま大きく口を開け、「ポンっ」と音がなるように舌を離してください。
こちらも、10〜15回程繰り返してください。

④サッキング

→食べ物を正しく飲み込むために、舌横の筋肉を強化するトレーニングです。
舌をスポットにつけた状態でストローを噛みます。そして、舌の横の部分で音を立てます。
こちらは、10回程繰り返してください。

⑤オープルアンドクローズ

→舌を持ち上げる筋肉を強化します。
舌を上顎に吸いつけたまま大きくあけたり、噛んだりを繰り返します。噛んだ時も唇はあけたままにしてください。

⑥ボタントレーニング

→お口の周りの筋肉を強化するトレーニングです。
紐を通した大きめのボタンを用意し、歯と口唇の間にボタンを挟み、口を閉じます。そして、ボタンが口から出ないように口唇に力を入れ、紐を引っ張ります。

 

以上などが、MFT=口腔筋機能療法でおこなうトレーニングになります。
みなさん、いかがでしたか?
普段どの位置に舌を置いているのか、もう一度意識してみましょう。

 

では、本日のお話は以上になります。
博多矯正歯科では無料カウンセリングを行なっていますので、歯並びにお困りの方は一度ご来院ください♪

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