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投稿日:2023.4.3

矯正すべき噛み合わせや歯並びは?矯正したほうがい良い8つの噛み合わせ

こんにちは。博多矯正歯科 KITTE 博多院です。
みなさんは、自分の歯並び・噛み合わせに自信がありますか?「歯並びがいい」という褒め言葉を使うことがありますが、実際によい歯並びがどういうものか理解している方は少ないかもしれません。
そこで本記事では、正しい歯並びや噛み合わせ、矯正すべきケースについて今日はお話しします!これから矯正治療を検討している方はもちろんのこと、矯正治療って本当に必要?と疑問に思っている方もぜひ参考にしてください。

正しい噛み合わせ・歯並びのセルフチェック方法

「理想的な歯並びや噛み合わせとは、どのような状態?」と疑問に思う方は少なくありません。正しい位置に歯が並んでいるか、よい噛み合わせかどうかは、セルフチェックである程度知ることができます。鏡を使って以下の点を確認してみましょう。
正確な診断を希望する場合は、歯科医院の精密検査が必要です。

上下の前歯の中心線が一致しているかどうか

前歯の中心にあるラインを「正中線」と言い、理想的な噛み合わせは、上下の正中線が完全に合致しています。正中線が合わない場合、噛み合わせがズレている可能性があります。

上の前歯が下の前歯を2~3mm程度覆っている

上下の前歯の重なりもチェックしてみましょう。通常は、上の前歯が下の前歯を約2~3mm程度覆って重なっています。もし上の前歯が下の前歯を5mm以上覆っている場合、「深い噛み合わせ」の可能性があります。

上の前歯が下の前歯よりもほんの少し出ている

上の前歯が下の前歯よりも約2~3mm前方に突出しているのが理想的です。5mm以上突出している場合は、出っ歯の兆候と考えられます。

奥歯同士でしっかりと噛み合っている

奥歯の正しい噛み合わせは、下の歯1本に対して上の歯2本で噛んでいます。また上の奥歯が下の奥歯を少し覆うように噛み合っています。

前歯で強く噛みすぎていない

上の前歯4本が下の歯に強く当たっていないか確認してみてください。理想的な噛み合わせでは、上下の前歯が軽く触れ合う程度です。

歯と歯の間に大きな隙間がない

永久歯の歯並びは、歯と歯の間に隙間がありません。小さな隙間でも見た目の問題や発音の問題を引き起こすことがあります。

笑ったときに歯茎が見えすぎていない

正しい噛み合わせは、上の前歯とその周囲の歯茎のみがほんの少し露出します。歯茎が過剰に見える状態は、「ガミースマイル」の可能性が高いです。

歯列矯正した方がよい8つの噛み合わせ

噛み合わせ 矯正

歯列矯正が必要な歯並びと聞くと、凸凹の有無や見た目で判断しがちです。しかし、歯列矯正で歯並びを治したほうがいいかどうかは、外見だけで判断できません。
矯正治療の一番大切な目的は「噛み合わせを良くする」ことです。上下の歯でしっかりと噛み合い、食べ物を効率よく噛み砕くことができる状態を指します。
ここでは、歯列矯正した方がよいケースを8つ紹介します。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突 矯正

いわゆる「出っ歯」と呼ばれる歯並びです。唇が閉じづらいため口呼吸になりやすく、前歯でものが噛み切れないといった問題を抱えている場合があります。審美的な観点だけでなく、噛む機能にも問題をともなうため、矯正治療を勧めることがあります。

下顎前突(かがくぜんとつ)

下顎前突 矯正

下顎前突とは上の歯よりも下の歯が前に出ている状態です。前歯でものが噛み切れないといった問題が生じやすく、食事の楽しみが減少してしまうことも。また、「さ」や「た」行の発音に影響を与えることがあります。

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

上下の顎がともに前に出ている状態です。口がとがっているように見え、見た目に影響をおよぼすことがあります。
上顎前突や下顎前突と同様に食べ物を噛み切るのが困難という問題を抱えていることが多いです。加えて、見た目に影響を及ぼすため、コンプレックスを持ちやすい傾向にあります。
また、上顎前突や下顎前突と同様に唇が閉じづらいため、口の中が乾きやすく虫歯や歯周病といった口内トラブルのリスクが高くなります。

叢生(そうせい)

叢生 矯正

叢生または乱杭歯(らんぐいば)とは、歯が不規則に並び、重なり合っている状態のことです。顎の骨が小さく歯が生えるスペースが不足すると生じやすいです。
歯ブラシが届きにくい場所が生じやすく、歯磨きが困難になり、虫歯や歯周病のリスクが高くなる可能性があります。

空隙歯列(くうげきしれつ)

空隙歯列 矯正

空隙歯列またはすきっ歯とは、歯と歯の間が空いてしまっている歯並びのことです。
大きな隙間が生じると、見た目だけでなく発音する際に空気が漏れて音が不明瞭になることがあります。

過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合 矯正

過蓋咬合は、上の歯が下の歯に覆って見えない歯並びです。いわゆる噛み合わせが深い状態になります。
笑ったときに歯茎が過度に見える「ガミースマイル」を引き起こすことも。
また、下の顎の動きが制限されることから、口を開ける動作や食べ物を噛むといった動きが制限されてしまうことがあります。この状態が続くと、顎関節症などの顎のトラブルが起こるリスクも高くなってしまいます。

開咬(かいこう)

開口 矯正

開口は噛んだ際に前歯同士が空いてしまう歯並びです。前歯がきちんと閉じないため、発音する際に空気が抜けて音が不明瞭になることがあります。

交叉咬合(こうさこうごう)

交叉咬合 矯正

交叉咬合とは、上下の顎がずれて通常とは反対になっている状態のことです。
見た目を気にしていない場合でも、歯並びが凸凹していたり、正しい位置で噛んでいないことがあります。虫歯や歯周病になりやすいだけでなく顎にも問題が起きやすい歯並びです。
ここまで紹介してきた噛み合わせに心当たりがある方は、将来的にお口の健康や全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。早めに歯科医師に相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。

歯列矯正せずに放置するとどうなる?

噛み合わせが悪くても見た目への影響が少なかったり、機能面に大きな問題を抱えていなかったりすると歯列矯正せずに放置する方は少なくありません。しかし、放置すると将来的にお口や全身の健康に以下のようなリスクが生じる可能性があります。

歯の寿命の減少

右側あるいは左側だけで噛む癖がついている、噛み合わせが悪く特定の歯だけで噛んでいるといった場合、その歯に大きな負担がかかっていることがあります。この状態が続くと歯に亀裂が入ったり、最悪のケースでは歯が割れたりすることも。特に、歯の根元まで亀裂が入ったり割れたりすると抜歯が必要になることがあります。

虫歯や歯周病になりやすい

歯列に凹凸があったり、重なり合っている部分は、歯ブラシが届きにくい部分が生じやすいです。そこに汚れが溜まってしまうと、虫歯や歯周病の発生リスクが高くなります。

顎関節症の原因になる

顎関節症とは口が開きにくい、口を開けると音が鳴るといった症状のことです。顎関節に負担がかかるような噛み合わせは、顎関節症を引き起こす原因となります。

頭痛・肩こりにつながる

噛むという動作は、「咬筋」と呼ばれる筋肉を使用します。この筋肉は、頭や首、肩にまでつながっており、一つの部位に過剰な緊張が生じると他の部位にも影響することがあります。そのため噛み合わせが悪くお口周りの筋肉が緊張すると、頭や首、肩の筋肉にも伝わり、頭痛や肩こりにつながることがあります。

消化不良を引き起こす

噛み合わせが悪いと、咀嚼(そしゃく)機能にも影響を及ぼす可能性があります。咀嚼とは食べ物を小さくし、唾液と混ぜ合わせて消化を助けることです。不適切な噛み合わせは、食べ物を十分に細かくすることができないため、消化不良を引き起こすリスクが高まります。

まとめ

悪い噛み合わせや歯並びは、見た目だけでなくお口や全身の健康に問題が生じる可能性があります。

 

放置するとお口の健康だけでなく、全身の健康にも問題を引き起こす原因となります。歯並びがガタガタしている場合や、出っ歯や受け口、すきっ歯、噛んだときに顎に疲れや痛みを感じる場合は歯列矯正を考えた方がよいといえるでしょう。

 

歯列矯正が必要かどうか、自分はどんな状態の歯並びなのか知りたい場合は、歯科医院での検査が必要です。
当院では無料カウンセリングを行っています。お口のお悩みを少しでもなくせるようお手伝いいたしますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

 

患者様の満足度調査を実施しております。

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