投稿日：2024.2.17
滑舌が悪い人に特徴はある？～原因・改善方法をご紹介～
こんにちは！博多矯正歯科です。
皆さんは誰かと会話したり、人前に立ってスピーチなどするときに、自分自身の滑舌を気にしたことはありますか？
滑舌が悪いことで誰かと会話したり人前に立つことが苦手になる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は滑舌が悪い方の特徴や原因、歯列矯正と関連付けた滑舌の改善方法などをお伝えしていきたいと思います。
是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
滑舌が悪い人の特徴
滑舌が悪いとされている人の特徴として、
- 言葉が詰まりやすい
- 声が小さい
- 口が開いていない
- 発音が不明瞭で聞き取りにくい
- 話すスピードが早い
などの特徴が挙げられます。
ではなぜ滑舌が悪くなるのでしょうか。
滑舌が悪い原因
①舌が上手くコントロールできていない
舌に不必要な力が入っていると、柔軟な動きが出来ず舌を上手く動かせません。
これが続くと舌が硬く強張る可能性も出てきます。
舌のコントロールが上手く出来ていないと噛む原因にもなるそうです。
改善方法
舌の脱力と緊張を繰り返すトレーニングを行いましょう。
そうすることで効果的に舌の脱力を身に着けることができ、結果的に舌のコントロールが上手く出来るようになります。
舌のラララ体操
【方法】
- 指が縦に２本入るくらい口を縦に開けます
- 舌の先を上の前歯の裏側の付け根に付けます
- 舌の先を下の前歯の裏側の付け根に向かってパタンと落とします（このときに「ら・ら・ら」と言いながら行うのがポイントです）
このトレーニングを行うことで硬く強張った舌がほぐされ、舌の悪い癖を改善してくれます。
顎のリラックス体操
【方法】
- 骨の下に親指を下から押し当てます
- 親指の位置はそのままで、手のひらが上になるように手を返します
- 親指以外の４本の指で後頭部を抱えます
- 指が滑らないよう固定しつつ、両肘を真ん中に寄せていきます。（このとき、親指が頬骨の下に入り込んでいるか確認してください。）
- そのままゆっくりと「あいうえお」と言います（「あ」と「え」を発声するときは口を縦に開きましょう）
②発音の仕方が間違っている
発音するときの口の形や舌の正しい位置が誤っていると、発音しづらく滑舌が悪くなってしまいます。
発音や発声、口の形などは幼少期に独学で身についたものなので癖として身についているのです。
③メンタル的な要因
話すときに緊張や不安で上手く話せなかったり噛んでしまう方もいます。
これは舌の正しい位置や発音の仕方が間違っているわけでなく、自信がない場合や苦手意識を持っている方とお話するときに脳が緊張して喉が締まり呼吸が浅くなることが原因です。
④吃音症やどもり
こちらも前述の通り舌の癖や発音の仕方が誤っているわけではありません。
こちらの症状は多くの場合2~7歳までに発症されます。
吃音症に関しては、発達性吃音と獲得性神経原性吃音に分類され、発達性吃音はほとんど原因不明です。
獲得性神経原性吃音は、脳血管障害や脳変性疾患、頭部外傷などの脳損傷が原因で起こります。
また脳損傷だけでなく心理社会的原因で発症することもありえます。
改善方法
吃音症は一度医療機関に頼るのもおすすめです。原因や改善方法を見つけ出してくれるひとつの道だと思います。
該当する医療機関として、耳鼻咽喉科・心療内科・リハビリテーション科のいずれかを頼ると良いでしょう。
吃音症でない場合は、舌のトレーニングや発音するときの口の形を整えるトレーニングなどで改善することができます。
滑舌を気にせず自信を持ってお話しできるようになることを応援しております。
矯正治療での改善
最後に歯列矯正を行うことで滑舌を改善する方法もお伝えします。
そもそも歯列矯正と滑舌にどんな繋がりがあるのかと言いますと、歯と歯の間に隙間があったり、下の歯が前に出ていたりすると空気が漏れているように発声するため発音しにくくなります。
また、歯が内側に傾いていると舌の動きに制限が出て話しづらくなります。
これらの問題を解決するのが歯列矯正です。
ただし、裏側矯正やマウスピース矯正は特に舌に矯正装置が当たることで一時的に矯正が原因で滑舌が悪くなるというデメリットもあります。
ですがすぐに慣れますので最初だけの辛抱です。
歯並びが原因で滑舌を気にされている方は一度歯列矯正を考えてみてはいかがですか？
博多矯正歯科では無料カウンセリングのご予約を受け付けております。
少しでも気になったり興味のある方は是非一度ご来院ください。
お待ちしております。
では次回もお楽しみに。
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