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投稿日:2024.4.17

あごのズレがある歯並びは歯列矯正で解消できる?

こんにちは!福岡市博多区にある博多矯正歯科KITTE博多院です。
みなさん、あごがズレていると感じたことはありませんか?
子どもの頃は何ともなかったのに、いつの間にかあごがズレてしまっていた!と気付く方も少なくありません。

 

あごがズレる原因の80%は不正咬合と言われています。
そんなあごのズレを解消するには歯列矯正が不可欠となるでしょう。
今回は、あごのズレを解消する歯列矯正となぜあごがズレるのか原因についても説明しています。
あごのズレが気になる方やあごがズレるのを防止したい方は必読です。

あごがズレている状態とは

 

正中 矯正 博多

あごがズレている状態とはどのような状態を指すのでしょうか。
まず正常といわれるあごの位置や噛み合わせは、上下の歯列の真ん中(正中)が揃っている状態のことをいいます。
上下の歯列が正中ではなく左右にズレている場合、上下どちらかの骨格に大小の差があるか歯並びがズレていると考えられるでしょう。
人の顔は左右対称ではありませんが、あごのズレなどは人によっては目立つケースもあります。
また骨格や歯並びに、どの程度のズレが生じているのかは精密検査をして判断することになります。

あごのズレがある歯並びになる原因3つ

あごのズレがある歯並びになる原因は以下の3つです

 

  • 骨格の問題
  • 歯列不正が原因
  • 日常の悪習癖

 

それぞれ詳しく説明していきます。

骨格の問題

遺伝などによりあごが正中よりズレてしまう骨格になるケースがあります。
上下のあごの大きさの違いや左右のズレ、顎関節の骨の大きさの違いなどにより骨格にズレが生じてしまうのです。
極端に差異があるケースと真正面からはあまり気付かず真横から見ると明瞭など、さまざまなあごのズレが考えられるでしょう。
大きくズレている場合は手術が必要になる症例もあるので、あごのズレが骨格の問題かどうかの判断はきちんとした検査が必要です。

歯列不正が原因

歯が生えている位置異常や歯が生えてこないなどの歯列不正が原因であごがズレることがあります。
歯の位置がズレると歯並びと噛み合わせもズレてしまい、うまく噛むことができずあごがズレてしまうのです。
乳歯が残ってしまうケースも歯の大きさによって歯並びが変わってしまいます。
歯の本数異常や乳歯がある場合はきちんと噛み合わせるよう治療を受けることをオススメします。

日常の悪習癖

頬杖

日常的に頬杖をつく、うつ伏せで寝るなどの顎に負担がかかる悪習癖があるとあごがズレてしまいます。
頬杖をつくなどの習慣があり、常時片方のあごに力が加わる場合は要注意です。
あごがズレてしまわないよう、なるべく早期に止めるなど心がける必要があるでしょう。

あごのズレは自力で治せる?

さまざまな原因でズレてしまったあごは自力で治すことが可能なのでしょうか。
先ほどもお伝えしたようにあごがズレる原因の80%以上に不正咬合も伴っています。
「整体で治った」「自力で治した」とおっしゃる方もおられますが、一時的なもので原因となっている噛み合わせを治さない限りあごはまたズレてしまうでしょう。
また、マウスピース(スプリント)などを就寝中に装着し噛み合わせの負担や筋肉の緊張を緩和する方法もありますが、あくまでも応急処置の治療になり、根本的な顎のズレの治療にはなりません。

 

残念ながらあごのズレは自力で治すことは難しいのが現状です。

あごのズレがある歯並びは歯列矯正で解消できる

あごのズレがある歯並びは歯列矯正で解消することができます。
また、あごのズレが骨格によるものなのか歯並びによるものなのかによって治療の選択が変わってしまいます。
あごのズレには不正咬合も関わってきるので、開咬や出っ歯などの状態によっても治療期間や適応される矯正治療が変わってくるでしょう。

 

骨格によるあごのズレは外科手術が必要になるケースや、歯並びが原因のケースも矯正治療に抜歯や補助的治療を行わないといけないことがあります。
それぞれ詳しくみていきましょう。

通常の矯正治療

あごのズレがある歯並びはワイヤー矯正、マウスピース矯正、裏側矯正など通常の矯正治療の選択が可能です。
さらに、歯の本数異常や乳歯が残っているケースは抜歯をする、インプラント治療をするなどで本数を揃えないといけない可能性もありますが、問題ない場合は現状の歯の本数で歯並び噛み合わせを整えていき、歯列不正によるあごのズレを解消します。
歯列不正を改善するだけであごのズレが改善されない場合は下記の治療を補助的に選択することもあるでしょう。

顎間ゴムを使用する

エラス 顎間ゴム

骨格に問題がなくあごのズレがあるケースは「顎間ゴム」という小さなゴムを使用し、あごのズレを改善します。
上下の矯正装置を利用し顎間ゴムを掛けあごのズレを整えていきます。
あごがどの位置にズレているかによって顎間ゴムの掛け方が変わるので歯科医師から指示された場所にゴムを掛け装着時間を守るようにしましょう。
サボってしまうとその分だけ治療が遅れてしまったり、あごの位置がズレたままになってしまいますので、指示された期間必ず顎間ゴムを使用することをおすすめします。

顎間ゴム+歯科矯正用アンカースクリューを使用する

上記の顎間ゴムに加え歯科矯正用アンカースクリューを使用して歯に力を加えていきます。
歯に動かす力を加えながらあごの位置と噛み合わせを整えたい場合はあごの骨(歯ぐき)にアンカースクリューを埋め込みます。
埋め込んだアンカースクリューが固定点となり顎間ゴムなどで歯やあごに力を加えることが可能になるのです。
歯科矯正アンカースクリューは矯正治療が終わると除去します。

外科的手術

外科手術 オペ

あごのズレが骨格性によるものであれば外科的手術を行います。
手術前に矯正治療を行い、術後はあごの骨が固まってから矯正治療を再開します。
遺伝など先天的な骨格の差が大きい方は保険が適応されるケースもあるので、歯科医師に相談し精密検査を受けるといいでしょう。
外科的手術を受けるとあごのズレの改善は矯正治療のみに比べると治療の効果が早く出ますが、術後の痛みや安静にする必要があることも念頭にいれておかなければなりません。

あごのズレがある歯並びを放置してもいいの?

ここまであごのズレの原因や治療について説明してきましたが、あごのズレがある歯並びは放置してもいいのでしょうか。
やはりあごがズレていて歯列不正がある場合や噛み合わせなどにも違和感があるケースが多く、放置しておくことはおすすめできません。
あごがズレたままだと、強く力が加わる歯への負担や顎関節にも負担がかかってしまい、顎関節症を併発してしまったりとさまざまな問題が起きると考えられます。

 

また、あごがズレていると肩こりや頭痛など身体全体の不調にも繋がります。
あごのズレが骨格によるものなのか歯並びによるものなのかで矯正治療の選択が変わることでしょう。
さらにご自身では気付かないうちにあごをズレさせてしまう習慣があるかもしれません。

 

一度気になる方は歯科医師に相談することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はあごのズレた歯並びは歯列矯正で解消できるのかについて説明しました。
あごのズレが骨格によるもののケースは手術が必要になることもありますが、基本的には歯列矯正で解消することが可能です。
またあごのズレは自力で治すことが難しく不正咬合も伴っています。
さらにご自身であごをゆがませているような習慣があれば止めるように心がけることも大事です。

 

あごのズレを放置したままにしておくと顎関節症などの日常生活に支障をきたしてしまう恐れがあります。
少しでもあごのズレが気になったら当院に遠慮なくご相談くださいね。

 

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