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ブログ

投稿日:2022.8.17

口角が下がるのは歯並びが原因?上げるための生活習慣やトレーニングを紹介

こんにちは。博多矯正歯科 KITTE博多院です。
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
「だんだん口角が下がってきている」
「口角を上げるにはどうしたら良い」
このような悩みを持っている方もいるでしょう。
口角が下がるのは加齢だけでなく、実は歯並びも関係していることをご存じですか?そこで今回は、口角と歯並びの関係について紹介します。

口角とは上下の唇が合わさるところ

口角とは、上唇と下唇が合わさる部分の両端を指します。この部分の形は、人の表情や印象に大きな影響を与えます。たとえば、唇の両端が上向きになっていると、表情が明るく若々しい印象を与えることが多いです。しかし、口角が下がっていると不機嫌な印象を与えたり、実年齢よりも老けて見られることがあります。

口角が下がる4つの原因

口角が下がる原因は以下の通りです。

生まれつき

遺伝的な要因や筋肉の発達の仕方により口角が下がっている方もいます。実は、日本人にはこのような特徴を持つ方が多い傾向にあるとされています。

悪い姿勢

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、日常生活での悪い姿勢は、体全体のバランスを崩し、顔の筋肉にも影響を及ぼします。特に猫背は、首や肩の筋肉に負担をかけ、それが顔の筋肉の緊張につながります。筋肉が緊張すると口元の筋肉に影響を与えるのです。

表情筋の衰え

表情をあまり変えない、あるいはストレスや疲れから無表情が多くなると表情筋が十分に使われず、次第に衰えていきます。そうなると口角も下がりやすくなるのです。

皮膚のたるみ

加齢によって肌の弾力や筋肉の力が弱まることも、口角が下がります。年齢を重ねるにつれ、肌のコラーゲンやエラスチンの量が減少し、肌のたるみが生じやすくなります。これにより、口元の筋肉が支えきれず口角が下がってしまうのです。

口角に関係している筋肉

表情筋

表情筋のトレーニングで口角を上げようと努力する方もいるでしょう。しかし、口角が下がる原因や口角に関係している筋肉を理解してトレーニングしなければ、かえって下がってしまうことがあります。ここでは、口角に関係している筋肉を3つ紹介します。

笑顔を作る大頬骨筋

大頬骨筋は、顔の中でも大きな筋肉で、頬骨の下から口角にかけて位置しています。この筋肉が収縮することで口角が上に引き上げられ、笑顔が作られます。また、ほうれい線の形成にも影響を及ぼすため、日頃から意識してトレーニングを行うと良いでしょう。

口角を直接上げる口角挙筋

口角挙筋は小鼻の横から上あごの犬歯付近まで位置しており、口角を直接上に引き上げる役割があります。大頬骨筋と連動しており、収縮すると口角が上がり微笑みといったさまざまな笑顔を表現できます。

口角を下げる口角下制筋

口角下制筋は、下あごから始まり口角の周辺に付着している筋肉です。この筋肉が働くと口角が下がり、悲しみや不満などの表情が作られます。過度な使用や衰えが口角の下垂を招くため、ほかの筋肉とのバランスを考慮したトレーニングが必要です。

歯並びが悪いと口角は下がる?

悪い歯並びは口角に影響を与えることがあります。たとえば、出っ歯や受け口など口元が前方に突出した歯並びは、お口周りの筋肉に過剰な負担がかかるため口角が下がりやすくなるのです。
また、自然に口を閉じることが難しいと、無意識のうちに口が開いた状態になることがあります。この状態が長期間続くと口元の筋肉が緩み、筋力が低下する可能性があります。さらに、歯並びが悪いことでコンプレックスにつながると、笑顔が少なくなり表情筋の衰えや口角が下がってしまいます。
ただし、これは全ての方に当てはまるわけではなく、歯並びが悪いからといって口角が下がるというものではありません。上記でも紹介した通り、生まれつきや姿勢、表情筋の衰え、皮膚のたるみなどがあります。
もし、口角の下がりが歯並びと関係しているのか気になる場合は、歯科医師に相談することをおすすめします。

歯列矯正で口角を上げることができる?

歯並びが原因の場合は、歯列矯正で歯並びを良くし、噛み合わせを整えることで口角をを持ち上げる効果が期待できます。
歯並びが整うとバランスよく顔の筋肉が使われるようになり、口角が上向きになることがあります。また、歯並びが改善されると笑顔に自信を持つことができます。
ただし、すべてのケースで口角が上がるとは限りません。歯列矯正の目的は、歯並びと噛み合わせの改善であるため、口角の挙上は副次的な効果だからです。
口角が気になって歯列矯正を検討している場合は、その点をよく理解しておくことが重要です。

口角を引き上げるための生活習慣・トレーニング法

表情筋 トレーニング

口角を持ち上げるためには、生活習慣の改善や筋力トレーニングを行うことで改善が期待できます。ここでは、自宅で簡単にできる方法を紹介します。

噛む回数を増やす

噛む動作は、頬や口元の筋肉を使います。食事の際に、一口ごとに噛む回数を意識的に増やしてみましょう。たとえば、一口30回を目安に噛むこともおすすめです。また、よく噛むことは、顔の筋肉を鍛えられるだけではありません。満腹感が感じられやすくなり、肥満予防にもつながります。

よく話す・笑う

よく話したり笑ったりすることは、お口周りの筋肉を使うため口角が上がりやすくなります。積極的に会話を楽しみ、笑顔を心がけることで口角を自然に持ち上げられるでしょう。

姿勢を正す

姿勢を正すことも口角を持ち上げる効果が期待できます。座るときも立つときも、背筋を意識的に伸ばしましょう。背中をまっすぐに保ち、肩をリラックスさせることが重要です。
また、長時間のデスクワークは、椅子やデスクの高さに気をつけましょう。足が床にしっかりと着くようにし、パソコンのモニターは目線の高さに合わせるのがポイントです。首や肩への負担を減らすことができ、口角が下がるのを予防できます。

筋力トレーニング

口角を持ち上げるためには、トレーニングも有効です。ここでは、自宅で簡単にできる割り箸を用いたトレーニングと舌回しトレーニングを紹介します。

表情筋トレーニング

割り箸を横にして、口にくわえます。口は横に広げ(「イー」という口の形)、奥歯で挟むようにします。
割り箸をくわえたまま口角を上げて「イ」の形を作り、この状態を30秒間保ちます。
「イー」と声に出すと口の形を作りやすくなります。最後に力を抜いて10秒間休みましょう。これを3回繰り返します。

舌回しトレーニング

舌回しトレーニングは、お口周りの筋肉を鍛えられます。まずは上の前歯と唇の間に舌を置きましょう。口を閉じたまま、歯ぐきをなぞるようにゆっくりと舌を一周させます。
時計回り、反時計回りにそれぞれ20回ずつ舌を回します。はじめはつらいと感じやすいので、慣れるまでは回数を減らして行っても構いません。また、歯で舌を傷つけてしまうこともあるので、矯正装置がついている場合は舌回しトレーニングは避けましょう。

まとめ

口角が下がる原因は、生まれつきの特徴、姿勢の悪さ、表情筋の衰え、皮膚のたるみなどがあります。また、悪い歯並びが口角の位置に影響を与えることもあります。この場合は、歯列矯正によって口角を上げる効果が期待できます。ただし、全てのケースに当てはまるわけではないため、その点をしっかりと理解したうえで矯正治療に臨みましょう。

 

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