投稿日:2022.7.2
虫歯に「なりにくいおやつ」と「なりやすいおやつ」
こんにちは。博多矯正歯科の川原です。
「虫歯になりにくいおやつ」よりも、「虫歯になりやすいおやつ」のほうが想像しやすいですよね。虫歯になりやすそうなのは、甘いからチョコレート!キャラメル!ケーキ!
どれも美味しいですよね。虫歯になりやすいおやつにはいくつかの特徴があります。
もちろん、これから紹介するおやつを食べたら必ず虫歯になる訳ではありません。
食べないでください!というつもりもありません(笑)むしろ私も甘いものが大好きなので、
毎日食べたいくらいです。「食べたら歯磨きをする」この基本を守れば虫歯を防ぐことができます。将来の自分の為にも日頃からしっかり歯のケアをしていきましょうね。
では、虫歯になりにくい・なりやすいおやつの特徴をご紹介します。
【虫歯になりにくいおやつ】
- 砂糖不使用のビスケット
- 砂糖の代わりにキシリトールを使用したガムやタブレット
- その他(おせんべい、芋、するめ、チーズ、ナッツ類など)
【虫歯になりやすいおやつ】
- 砂糖をたくさん含んでいる 例)アイスクリーム・クッキー・菓子パン
- 口の中に長時間残る 例)アメ・あんこの団子
- 歯にくっつきやすい 例)キャラメル・グミ・チョコレート
~食べ方~
おやつに何を食べるかはもちろんですが、食べ方も重要です。
お家時間ではついついしてしまう「ダラダラ食べ」。これが要注意な食べ方です。
食べ物から出る甘い成分が口の中に長く滞在してしまうと、虫歯の原因となる菌が酸を分泌し、歯を溶かしていきます。先程ご紹介した【虫歯になりにくいおやつ】も糖分はゼロではありません。ダラダラと食べるのは控えましょう。
~飲み物~
「食べたら歯磨き」は子どもの頃から耳にしてきましたが、飲み物はいかがですか?
飲み物の中でも酸性が強い(=pHが低い)飲み物は歯を溶かすリスクがあります。
例えば、スポーツドリンク・炭酸飲料・ワイン・などが挙げられます。
これらの飲み物を習慣的に飲んでいる方は歯が溶けやすく、虫歯になりやすいので注意が必要です。九州は梅雨も明け、暑い夏がやってきますね。汗をかく時期にはスポーツドリンクを飲む事が増えると思います。あまり飲みすぎないように、水分補給は緑茶や水で補いましょう。
~食べた後のケアが大切~
おやつを食べた後は忘れずに口の中のケアをしましょう。
歯磨きをする事が基本ですが、忙しくて時間がない方や外出先で歯ブラシ・歯磨き粉を持ち合わせてない方は、口をゆすぐだけでも違います。
疲れている時に甘いものを食べるとリラックスできたり、気分を変えてくれたりしますよね。「虫歯になるから」と無理に我慢せずに食べましょう!
ただし、食べた後のケアは忘れずに。