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ブログ

投稿日:2022.6.29

歯列矯正をすると顔つきは変わるのか

皆様こんにちは!博多矯正歯科です。
今回は「歯列矯正をすると顔つきは変わるのか」についてご説明します。
歯列矯正を始める前に「矯正を行うことで顔つきがどのように変化するのか知りたい」と思われる方は多いのではないでしょうか。
矯正治療を始めることで歯並びが整うため、多少の顔つきに変化が見られることがあります。
まず、治療を始める前に歯並びや骨格の状態を確認する精密検査を行います。
精密検査をもとに骨格や歯並びの状態を分析して、歯科医師が治療計画を立てます。この治療計画に沿って矯正治療を進めていきます。
歯列矯正をすることでどのように顔つきの変化が見られるのか、歯列矯正で顔つきが変化しやすい歯並びなどについて解説します。ぜひ最後までご覧ください。

歯列矯正で改善できること

歯列矯正を行うことで、歯並びや噛み合わせの改善に伴い「歯並びの見た目」だけでなく「顔つき」の変化を期待することができます。
その他にも、歯磨きがしやすくなることや発音がしやすくなるなど、歯列矯正には様々な改善効果があります。

  1. 歯並びを正常な位置に改善する
  2. 噛み合わせの機能を改善する
  3. フェイスラインや顔の輪郭がスッキリする
  4. 顔の筋肉のバランスを整える
  5. 口呼吸が改善する
  6. 歯磨きがしやすくなり虫歯や歯周病のリスクが減る
  7. 顎関節の負担が減る
  8. 発音がしやすくなる
  9. 咀嚼機能が改善され胃腸の負担が減る
  10. 精神的なコンプレックスの克服

 

歯列矯正ではどのように顔つきが変化するのか

歯列矯正は上記のように、体の健康にとっても様々な嬉しい効果がありますが、顔つきの変化に着目して具体的にどのような変化が期待できるのかをご説明します。

①Eラインが改善する

Eライン

Eライン(エステティックライン)とは、横から顔を見た時に鼻の先と顎の先を線で結んだラインのことで、「横顔の美しさ」の指標となるものです。
上唇と下唇がこのライン上にあるか、少し内側に入っている状態が美しい横顔とされています。
出っ歯や受け口などの歯列不正がある場合、Eラインの基準から大きく外れていることがほとんどです。
歯列矯正を行うことで、横顔から見た時の口元の膨らみが改善されます。
歯列矯正では、Eラインを改善することも治療の目的の一つです。

②唇が閉じられるようになる

出っ歯や受け口などの症状がある場合、唇が歯に引っかかって口が閉じにくくなります。
口を頑張って閉じようとすると、顎の先(オトガイ部)にシワがより、への字の口になってしまうことから、不機嫌な印象に見られてしまうこともあります。
歯列矯正により前に突き出た歯を後方に下げることで、自然と口が閉じられるようになるため、顔つきや表情に大きな変化があります。
ただし、歯列矯正の口元の変化には個人差があります。
骨格に原因があるような重度の出っ歯や受け口の場合は、歯列矯正を行っても口が閉じられない状態が残ることもあります。

③しゃくれている状態が目立たなくなる

受け口のような下顎や下の前歯が前に出ている場合は、歯列矯正によって下の前歯を後ろに下げる誘導をすることで、横顔のしゃくれている状態が目立たなくなります。
ただし、受け口の重症度や、骨格的に問題がある場合は、歯列矯正で改善できる範囲には限界があります。

④顔の筋肉のバランスが整う

出っ歯や受け口、開咬(オープンバイト)などの歯列不正は、口が自然と開いてしまう事があります。
前に出ている歯が唇に当たっていることで、唇が引っかかってしまったり、歯が唇を押していたりするためです。
口が閉じにくいと口が開いたままになりやすいため、口周りの筋肉が衰えて顎がたるみ「二重顎」になってしまうことがあります。
矯正治療で歯並びを整えると、口を閉じやすくなるため口周りの筋肉のバランスが整い、顎の先にできる梅干しジワや二重顎などの顎のたるみの改善が期待できます。

⑤噛み合わせを適正化する

多くの歯列不正は噛み合わせが合っていないことがほとんどです。
一部の歯に負担がかかり、左右の噛み合わせにも差がある場合もあります。
噛みやすい場所で自然と食べる癖がついてしまうため、頬や耳の下から顎までのフェイスラインに歪みが生じていることがあります。
矯正治療をすることで歪みの原因になっている噛み合わせの左右差が改善するため、フェイスラインがすっきりとして「小顔になった」などの変化があります。

歯列矯正で変化を感じやすい歯並び

歯列矯正を行うことで、全ての歯並びに顔つきの変化を感じるわけではありません。
歯並びの症状によっては顔つきにはあまり変化がない場合もあります。
どのような歯並びを改善した時に顔つきの変化を感じやすいのかをご紹介します。

上顎前突(出っ歯)

上顎前突

上顎前突(じょうがくぜんとつ)は、一般的に「出っ歯」として知られている歯並びと噛み合わせの異常です。
日本人に多い不正咬合の一つで、歯列矯正をして改善したいと希望される方が多くいらっしゃいます。
上顎前突は、矯正治療で口元のバランスを整えることで、顔つきに変化が出やすい歯並びです。
上の前歯や上顎が前に出ているため、唇が前に押されていることから、口元が膨らんでいるように見えるなどの特徴があります。
横顔の美しさの指標となるEライン(エステティックライン)から口先が出てしまう場合が多く、矯正治療をすることでEラインの基準まで口元を下げることで、顔つきが変わったことを実感される方が多いです。

下顎前突(受け口)

反対咬合 矯正

下顎前突(かがくぜんとつ)は、受け口や、反対咬合(はんたいこうごう)と呼ばれている不正咬合です。
下顎や下の前歯が前に出ていることで、口元がしゃくれて見えるため、コンプレックスを持つ方も多くいらっしゃいます。
下顎前突の場合は、Eラインの基準と比較すると口元が内側に引っ込みすぎているため、顎先が目立ってしまう印象になります。
矯正治療を行うことで、下の前歯を内側に誘導してEラインの基準に近づけることで、口元のしゃくれた印象を大きく変えることができます。
ただし、骨格的な原因がある場合は大きな改善が見込めないケースもあります。
事前の精密検査で、ある程度治療の予測分析をすることができるため、治療前に歯科医師と相談するようにしましょう。

乱ぐい歯

叢生 矯正

乱ぐい歯は、歯科では叢生(そうせい)と呼ばれる不正咬合です。
歯列がデコボコであるのが叢生の特徴です。
上の犬歯が外側に飛び出している「八重歯(やえば)」も叢生の症状の一つです。
横顔やフェイスラインに大きな変化はありませんが、歯の位置が改善するため、口を開けたときや、笑った時の口元の印象が大きく変わります。

まとめ

今回は「歯列矯正をすると顔つきが変わるのか」ということについてお話ししました。
原因が骨格に由来する不正咬合は、歯列矯正では顔つきを大きく改善させることは難しいですが、歯の位置の異常が原因の場合は、顔つきを良い印象に改善できる可能性があります。
歯並びは、横顔や口元の印象に影響があり、噛み合わせは顔の筋肉のバランスやフェイスラインに影響があります。
特に前歯が前に出ている「出っ歯」や「受け口」は矯正治療で前歯を後方に下げることで口元の印象を改善させ、顔つきの変化を促すことが期待できます。
歯並びや顔つきにコンプレックスを感じている場合は、歯列矯正で改善できることもあります。まずはカウンセリングでご相談されることがお勧めです。
顔つきの変化は歯並びの症状の度合いによっても個人差があります。
矯正治療をお考えの方は、初回の無料カウンセリングにてお気軽にご相談ください。

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