投稿日:2022.8.13
口臭予防になる食べ物
皆さん、こんにちは!
博多矯正歯科の川原です。
皆さんは「口臭」が気になったことはありますか?
お食事後の口臭が気になる…という方は多いですよね。
今回は、
①食べるとニオイを発する食材
②口臭を改善する食材
に分けてご紹介いたします。
➀食べるとニオイを発する食材
【ニンニク】
食べるとニオイが気になる代表的な食材ですよね。
あの独特なニオイはニンニクに含まれる、「アリシン」という成分が原因です。元々のニンニク自体に含まれるアリシンは多くありませんが、にんにくを刻んだり潰したりすることでアリシンが作られます。不思議ですね。
ニオイが残ると分かっていてもついつい食べてしまう美味しさですよね….。
【脂質の多いお肉】
体内で脂質を分解するときにニオイが発生します。牛ヒレ肉や鶏肉のササミなどは脂質が少ない部位なので、さほどニオイは発生しません。外出先で気になる場合は、脂質が少ない部位を選ぶとよいです。
【発酵食品】
キムチや納豆が代表的です。特に納豆は発酵する際にアンモニア成分が発生してニオイが出てきます。でも…これもまた美味しいですよね!!!
【コーヒー】
コーヒーの成分は舌や口内に残りやすいです。また、コーヒーを飲むとお手洗いに行きたくなることがありますよね。これはカフェインの利尿作用によるものです。利尿作用によって口の中が乾き、唾液の分泌が少なくなることもニオイの原因になります。私は子どもの頃、大人になるとコーヒーのニオイがするんだ!と思っていました。(笑)
②口臭を改善する食材
【フルーツ】
特にリンゴ、パイナップル、キウイ、レモンが挙げられます。
☆リンゴはリンゴポリフェノールが口臭の原因成分をやっつけてくれます。
固いリンゴを齧ると歯の汚れも取れ、よく噛むことで唾液も作られるので、一石三鳥もあります!
☆パイナップルはタンパク質を分解する酵素が含まれていて、舌の上を掃除してくれます。
☆キウイはタンパク質の分解を手助けしてくれる成分が含まれているので、お肉を食べた後にデザートとして食べるのがおすすめです。
☆レモンは酸味があるので唾液をよく作り出すことでニオイのもととなる細菌を抑えてくれます。(梅干しも!)また、レモンはビタミンが豊富なので、積極的にお食事に取り入れてみてください。
【緑茶】
緑茶に含まれるカテキンは口の中で細菌の繁殖を抑えてくれます。しかし緑茶にはコーヒー同様、利尿作用があるので、飲みすぎには気を付けましょう。
今回は食べ物に視点を置いてご紹介しましたが、口臭には様々な原因があります。
嗜好品(タバコなど)や身体的な病気、ストレスなどが原因となる場合もあります。
現代では、口臭を気にすることはエチケットの一つです。
様々な改善方法があるので、ご自身に合った方法が見つかりますように。