投稿日:2025.6.4
噛み合わせと体調不良は関係ある?歯列矯正中の体調不良の原因や対処法について
皆様、こんにちは。
KITTE博多8階にある【博多矯正歯科KITTE博多院】です。
何をしても体調不良が改善されないと悩まれている方の中には、悪い噛み合わせが原因の方もいらっしゃいます。
じつは噛み合わせと体調不良には関係があるため、歯列矯正で噛み合わせを整えることは大切です。
そこで今回は、噛み合わせと体調不良の関係、噛み合わせが悪いと引き起る体調不良、噛み合わせが悪くなる原因、矯正治療中に体調不良になる原因などを解説します。
目次
噛み合わせと体調不良の関係
噛み合わせと体調不調には深い関係があります。
噛み合わせが安定していることで身体のバランスを保つことができるとわかっています。
そのため、歯並びの見た目は気にならなくても噛み合わせが悪い方は歯列矯正で改善する方が身体の健康を保つことにつながります。
歯列矯正ときくとお子様が行うイメージを持たれている方もいらっしゃいますが、じつは身体の健康を保つためには大人になってからも歯列矯正を視野に入れるのが望ましいです。
特に、身体の不調が現れる中高年の方こそ歯列矯正をして噛み合わせを整えるべきなのです。
また、スポーツをされている方は瞬発的に力を発揮するタイミングがあり、身体のバランスがとても大切とされています。
身体に力を入れるときには、歯をグッと噛みしめる傾向があります。
そのときに噛み合わせが乱れていると身体にバランスよく力が入らずに首や肩、腰などの筋肉を酷使して無理な体制で身体を動かしている可能性があります。
その結果、体調不調が引き起こされるのです。
噛み合わせを整えることは体調不良を回避して、身体をベストな状態に保つことになりますよ。
噛み合わせが悪いと引き起る体調不良
噛み合わせが悪いと引き起る可能性のある体調不良をみていきましょう。
肩こりや腰痛
噛み合わせが乱れていると、身体に力を入れるときに普段使わない首や肩、腰の筋肉を酷使して身体のバランスを保とうとします。
その結果、肩こりや腰痛などの体調不良が引き起ります。
一時的な肩こりや腰痛というよりは、慢性的に体調不調が続く場合は悪い噛み合わせが原因かもしれません。
接骨院や整体、マッサージなどで一時的に体調不良が改善してもすぐに同じ体調不良が引き起る場合は、噛み合わせが悪いか確認してもらうとよいです。
顎関節症
噛み合わせが悪いと顎関節症になるリスクがあります。
顎関節症とは顎の周辺の筋肉や関節に引き起る病気です。
顎関節症になると、
- ・お口を開けると音がなる
- ・お口を大きく開けられない
- ・顎が痛い
といった症状が現れます。
食事中に顎が痛んだり、お寿司やリンゴなどを一口で食べられなかったりする方は顎関節症を疑ってみましょう。
顎関節症を放置しておくと、顎の痛みが強くなりある日突然お口を開けられなくなったり、顎が外れたりすることもあります。
生活に支障が出るため早めに顎関節症を改善するのが望ましく、治療には適切な噛み合わせに導くことが重要であるとわかっています。
顔の歪み
噛み合わせが乱れると、お口周りの筋肉が衰える可能性があり顔の歪みが気になるようになります。
噛み合わせがずれているとしっかり噛めないため、頬や唇、顎の筋肉が均等に使われずに左右差が生まれることも。
その結果、頬や顎が角ばったり、唇がへの字になったりして顔が歪んだように見えるのです。
さらに、噛み合わせの乱れはシワやたるみの原因にもなります。
噛み合わせを整えてお口周りの筋力を保つことで顔の見た目を若々しくみせることが期待できます。
胃や腸への負担
噛み合わせが悪いと胃や腸への負担が大きくなる傾向があります。
理由は、噛み合わせが悪いとしっかり食べものを噛めないため大きな塊のまま食べものを飲み込まざる得なくなり、消化器官の負担が増えてしまうからです。
さらに胃や腸に負担がかかると、しっかり栄養が吸収できないといったリスクもあります。
十分な栄養が摂れないことで体調不良が引き起こされることもあるでしょう。
胃や腸への負担もありますが、そもそも噛めない食べ物を摂らないようになり食事メニューが制限されて栄養が偏ってしまう方もいらっしゃいます。
悪い噛み合わせのせいで栄養がしっかり摂れないと体調不良になりやすくなるため、早めによい噛み合わせをめざしましょう。
むし歯や歯周病
噛み合わせが悪いと、歯と歯の間に食べものが挟まったりセルフケアで食べカスを落としきれなかったりします。
このような状況が続くと、むし歯や歯周病になるリスクが高まります。
むし歯や歯周病の原因は歯垢(プラーク)です。
食べかすの中で細菌が増殖したものが歯垢で、毎日のセルフケアで落としきることが大切です。
噛み合わせを整えると歯並びが美しくなり、歯を清潔に保ちやすくなります。
噛み合わせが悪くなる原因
噛み合わせが悪くなる原因は、以下が挙げられます。
歯ぎしり
歯並びや噛み合わせがよかったのに徐々に乱れてきた方は、歯ぎしりを疑ってみましょう。
歯ぎしりとは歯と歯をこすり合わせた状態で、自分の体重くらいの力が歯にかかるといわれています。
その結果、歯並びがずれて噛み合わせも乱れてしまいます。
頬杖
頬杖をすると歯が外側から押されて噛み合わせが乱れてしまいます。
頬杖することが癖になっている方は早めに改善しましょう。
舌癖
歯並びを悪くする舌癖を口腔悪習癖と呼びます。
たとえば、
- ・舌で前歯を押す
- ・舌をスポットポジションに保てない
- ・舌を噛む
などが口腔悪習癖として挙げられます。
舌は上の前歯の少し後ろにあるスポットポジションに安定していることがよいとされています。
しかし、舌の筋力が不足していると下方に落ちて前歯を押したり、舌を噛んだりする癖が引き起ってしまうのです。
顎が健全に成長していない
顎が健全に成長できていないと噛み合わせが乱れる傾向があります。
顎が小さいとすべての歯が並びきらないため、歯がガタガタ重なり合って噛み合わせが乱れます。
反対に顎が大きすぎると歯と歯の間に隙間が空いてしまうことで噛み合わせが悪くなることも。
歯が大きすぎる
生まれつき歯が大きすぎると歯並びや噛み合わせが悪くなる傾向があります。
遺伝的な問題もありますので、顎の大きさに対して歯が大きい場合は重なりあって生えてしまうため噛み合わせが悪くなります。
矯正治療中に体調不良になる原因と対処方法
矯正治療中に体調不良になる理由と対処方法をみてみましょう。
一時的に噛み合わせがずれる
歯列矯正の最終段階では噛み合わせを整える段階に入りますが、それまでは歯
1本1本の並びや傾きなどを整えるため噛み合わせが一時的にずれることがあります。
一時的なものですので安心して治療を受けてください。
食事の変化
歯列矯正中は食事に制限はありませんが、硬いものや粘り気のあるものは避けるのが無難です。
硬いものや粘り気があるものを食べて歯の痛みが増すことで気分が沈むことも考えられます。
とくに歯列矯正を開始して1週間くらいはやわらかいものを食べるのがおすすめです。
また、痛みや違和感が強いときは温かいものよりも冷たいものを口に入れる方が痛みはやわらぎます。
矯正の力による痛みや違和感
ゆるやかですが歯に矯正の力がかかり続けて、痛みを伴うこともしばしばあります。
人によって痛みや違和感の症状は異なりますが、心配であれば痛み止めを処方してもらうとよいでしょう。
「痛いかもしれない」と考えるだけで体調不良になる方もいらっしゃいますので、前向きに治療に望めるように不安を取り除きましょう。
矯正治療以外の歯のトラブル
がまんできない程の痛みや体調不良がある場合は、むし歯や歯周病など他の病気を疑ってみましょう。
治療前にむし歯や歯周病を治しておくことはもちろんなのですが、治療中にも罹患する方もいらっしゃいます。
当院は矯正治療を専門的に行っていますので、このような場合には一般歯科で治療を受けていただきます。
ただし、矯正治療が遅れる原因にもなりますのでお口の健康を守るためにも希望の方には歯のクリーニングも行いますのでお気軽にお声かけ下さい。
まとめ
噛み合わせと体調不良には深い関係があります。
いつまでも改善されない身体の不調がある方はもしかすると悪い噛み合わせが原因かもしれません。
噛み合わせや歯並びを整えることは身体の健康維持にもつながります。
人生100年時代といわれている今日、歯列矯正で噛み合わせを整えて心身ともに健康になることで生活の質を高めていきましょう。
博多矯正歯科ってどんなところ?
★博多駅直結!KITTE博多8階★
・裏側矯正専門医 グループ院累計症例数2万件
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日本成人矯正歯科学会認定医在籍!
平日20:30まで診療しておりますので、お仕事や学校帰りに通院する事も可能です。
また、矯正装置の種類も豊富で外科矯正も対応しておりますので、幅広い症例の治療が可能です。
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