投稿日:2025.5.24
マウスピース型矯正と裏側矯正はどっちがいいの?違いを比較解説!
矯正をしたいけど「他人に矯正をしていることを知られたくない」「ギラギラとした装置を付けたくない」と思っている方も、少なくありません。装置が目立ちにくい治療法としてマウスピース型矯正と裏側矯正がありますが、どちらの治療法を選んでいいのかわからない方もいると思います。
そこで今回は、マウスピース型矯正と裏側矯正の違いについて解説します。また、それぞれの治療法に向いている方についても紹介。これから矯正治療を始める方は、是非参考にしてください。
なお、博多矯正歯科KITTE博多院では、マウスピース型矯正と裏側矯正のどちらも取り入れています。当院の矯正内容や費用等に興味のある方は、こちらもあわせて確認しましょう。
目次
マウスピース型矯正と裏側矯正の違い
マウスピース矯正と裏側矯正の違いは、次の通りです。
適応症例
マウスピース型矯正より、裏側矯正のほうが適応範囲が多いです。マウスピース型矯正と裏側矯正では得意な動きが違い、マウスピース型矯正は対応できる症例が限定されることがあります。
ただ、近年はマウスピース型矯正の技術も進化し、適応できる症例範囲が広くなっています。博多院では、世界的に症例数が豊富なインビザラインのマウスピース型矯正システムを採用。
これまでの多くの経験や技術を駆使し、患者様に適したプラニングを行います。博多院のマウスピース型矯正に興味がある方は、下記のページもご覧ください。
歯磨きの難易度
マウスピース型矯正は歯磨きの際に取り外しができ、矯正前と同じように歯磨きが可能です。いっぽう、裏側矯正は歯に装置を固定しているため、装置に溜まった食べかすや歯垢を、歯磨きで取り除くのが難しい傾向です。
治療費用
マウスピース型矯正と裏側矯正では、使用する材料や矯正治療の工程などが違い、費用も異なります。それぞれの一般的な費用相場は、下記の通りです。
- マウスピース型矯正:800,000円〜1,300,000円
- 裏側矯正:1,200,000円〜1,500,000円
なお、参考までに博多院の治療費用は下記の通りです。
- マウスピース型矯正:990,000円(税込)
- 裏側矯正:1,397,000円(税込)
より詳しい診療料金をチェックしたい場合は、こちらのページをご覧ください。
発音の明瞭さ
マウスピース型矯正は舌の動きを邪魔せず、矯正中もハッキリと言葉を発音しやすいです。いっぽう、裏側矯正は歯の裏側に装置を付けるため、舌の動きを抑えてしまい発音が不明瞭になりやすいでしょう。
ただ、矯正を始めてから2週間ほどで装置がついている状態に慣れ、発音に問題なく会話できる傾向です。
虫歯や歯周病のリスク
マウスピース型矯正に比べて、裏側矯正は虫歯や歯周病のリスクが高まります。装置周辺は、食べかすや歯垢が溜まって磨き残しが多くなりやすいためです。
なお、博多院では裏側矯正の装置を装着する時に歯磨きのやり方を伝えるので、安心してください。また、月に1度の来院の際にクリーニングや磨き残しのチェックを行い虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。
矯正装置の管理
裏側矯正は歯に装置を固定するため、患者自身で管理する必要がありません。月に1度の調整日の時に担当医が歯の動きや状態を確認し、矯正装置を調整します。
マウスピース型矯正は食事や歯磨き、次のマウスピースの交換を患者自身で行う必要があります。マウスピースの交換や付け忘れなどがあると、歯が動かず治療期間が長引く可能性も否定できません。
金属アレルギーの対応
金属アレルギーのある方は、裏側矯正での治療ができません。現在は、プラスチックやセラミックのブラケットはありますが、ワイヤーが金属なためです。
いっぽう、マウスピース型矯正で使用するマウスピースはプラスチックの素材からできていて、金属アレルギーのある方でも安心して治療可能です。
マウスピース型矯正と裏側矯正の共通点
マウスピース型矯正と裏側矯正では、さまざまな違いはありますが次のような共通点があります。
痛みの感じやすさ
マウスピース型矯正と裏側矯正では痛みの感じやすさは、ほとんど変わりません。マウスピース矯正でも歯が動く際には、痛みを伴うケースも少なくありません。
ただ、裏側矯正は装置が舌や粘膜などに当たって、痛みを感じることがあります。また、抜歯を行うと歯の移動距離が長くなることで、歯への負担が大きくなり痛みを感じやすい傾向です。
矯正装置を装着した見た目
マウスピース型矯正は透明なマウスピースを歯に装着しますが、ほとんど目立ちません。口元を近くで見ても、気づかない人が多いでしょう。
いっぽう、裏側矯正は歯の内側に装置を付けるため、表側からは装置が見える心配がありません。ただし、裏側矯正の装置は大きく口を開けると、見える可能性があり注意が必要です。
治療期間
マウスピース型矯正と裏側矯正の治療期間に大きな違いはなく、どちらも1年〜3年ほどの期間がかかります。歯並びの状態や理想的な歯並びなどによって、治療期間は変わってきます。
なお、博多院では裏側矯正と歯科矯正用アンカースクリューを併用し、効率的に歯を動かすことが可能。その結果、計画していた期間より治療期間が短くなるケースも少なくありません。
当院の歯科矯正用アンカースクリューの詳細について知りたい方は、下記のページもあわせて確認しましょう。
ただ、注意して頂きたいのがマウスピース矯正は患者様の協力度によって治療期間に大きく差が出ます。当初の治療計画では2年前後の予定が4~5年かかっている・・・という人も少なくありません。
その原因の一つとしてマウスピースを20時間以上使用できていないということです。使用時間が短ければ短いほど歯が動くのも遅くなり最悪の場合、マウスピースがはまらなくなり再作製することもあります。
ですので、確実に歯を動かすことができるワイヤー矯正の方が治療期間が短くなる傾向にあります。
マウスピースの自己管理に自信がない人はワイヤー矯正の方が向いているかもしれません。
また、マウスピース矯正の適応でないにも関わらず無理にマウスピース矯正で治療するとかなり時間がかかるので要注意です。
マウスピース型矯正が向いている方
マウスピース型矯正は、次のような方に向いている傾向です。
自己管理ができる
マウスピース型矯正は取り外しができる分、自己管理が必須です。20時間以上の装着や指定された日数でのマウスピース交換などを守れない場合は歯が動かず、歯並びはキレイになりません。
そのため、マウスピース型矯正はしっかりと自己管理ができる方におすすめです。なお、近年ではスマートフォン専用アプリのリマインド機能を使い、マウスピースの付け忘れを防ぐ方法を取り入れている歯科医院も増えています。
軽度の歯並びや開咬
マウスピース型矯正は、抜歯が必要ない軽度の歯並びや噛んだ時に上下の前歯に大きく隙間ができる開咬(かいこう)といった歯並びに効果的です。なぜならマウスピース型矯正は、奥歯をさらに後方へ移動させる動きや、歯を歯茎側に押す圧下という動きが得意なためです。
自身の歯並びがどういった状態なのかは自己判断せず、精密な検査を行う歯科医院で診断してもらいましょう。
裏側矯正が向いている方
裏側矯正は、以下のような方に向いている傾向です。
出っ歯や受け口の歯並び
裏側矯正は、出っ歯や受け口の歯並びに効果的です。歯には装置が付いている方向に動くという性質があり、歯の裏側に装置を固定することで、歯を効率良く奥歯側に移動できるためです。
その結果、治療期間が短くなるケースも少なくありません。
舌癖がある
舌癖とは舌で歯を押す癖のことで、歯並びが悪くなる原因のひとつです。舌癖は無意識的な癖で改善するのは難しく、舌癖が残ったまま矯正が完了すると後戻りの原因にもなりかねません。
裏側矯正では歯の内側に装置を付けるため、舌が装置に当たり癖が改善しやすく、後戻り防止にも繋がります。
治療期間が短いほうがいい
先程お伝えしたようにマウスピース矯正は患者様の協力度により治療期間が大きく変わります。ですので確実に早く終わらせるにはワイヤー矯正がオススメです。
歯並びの変化も早く、月に1回の定期的な通院があることで、モチベーションも維持しやすいのが特徴です。
まとめ
マウスピース型矯正と裏側矯正では適応できる症例や治療費用など、さまざまな違いがあり、どちらが自分にあっているのかを担当医としっかりと話すのがおすすめです。また、矯正は治療期間が長く、自身のライフスタイルに取り入れられるのかをしっかりと確認するのも大切。
なお、博多院では精密な検査結果をもとに、患者様の希望を聞きながら適切な治療法を提案します。まずは、お気軽に矯正相談にお越しください。
一緒に理想とする歯並びを目指しましょう。
博多矯正歯科ってどんなところ?
★博多駅直結!KITTE博多8階★
・裏側矯正専門医 グループ院累計症例数2万件
・カウンセリング数 年間4000件
日本成人矯正歯科学会認定医在籍!
平日20:30まで診療しておりますので、お仕事や学校帰りに通院する事も可能です。
また、矯正装置の種類も豊富で外科矯正も対応しておりますので、幅広い症例の治療が可能です。
矯正歯科選びに迷われている方はぜひ博多矯正歯科KITTE博多院へお越しください!
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