みなさまこんにちは

 

段々暖かくなってきた今日この頃、お出かけに良い季節となってきましたが、中には花粉症や温暖差やほこり、

福岡では黄砂やPM2.5等によるアレルギー反応性鼻炎に悩まされている方も少なくないと思います。

今回は、そんな時期を鑑みて「お口の乾燥と唾液の重要な役割」についてお話したいと思います。

花粉症や鼻炎の方はこの時期くしゃみや鼻づまり目のかゆみ等大変苦労されるかと思いますが、

実は花粉症は上記の問題だけでなく「お口の中の乾燥(唾液の減少)」も同時に起こっている方が多く、それに起因してお口のトラブルも引き起こしやすくなります。

 

 

口の中が乾く原因

鼻水により鼻が詰まってしまい鼻呼吸ができなくなり、口呼吸をすることよって口の中が乾いてしまう

また鼻水や目の痒みなどのアレルギー反応を押さえるための、抗アレルギー薬を服用することで唾液の分泌まで押さえられてしまうことによる唾液の減少

その他、加齢によるものや、ストレス等でも唾液が現象することも分かっています。

 

唾液の役割と乾燥による弊害

私たちのお口の中は常に唾液で潤いを保たれています。 1日で分泌される唾液の量は、成人でおよそ1~1.5リットルとも言われています。 では唾液にはどのような役割があるのでしょうか。

1.消化作用

唾液に含まれるアミラーゼという酵素が食べ物を消化させる効果があります。 よく噛み、食べ物に唾液を多く含ませることで、栄養素をよく吸収でき、胃腸の負担を軽くすることができます。

2.保護作用

唾液にはムチンというネバネバしたタパク質が含まれています。 この成分は、ビスケットのような乾燥したものを食べた際に、唾液で包み込み、粘膜が傷付くのを防御してくれます。

唾液が少ないと、舌や口の粘膜に傷がつきやすく、口内炎ができやすくなってしまいます。

3.潤滑作用

食事や発音などで顎を動かす際に、唾液が潤滑油のような働きをします。 粘膜を保護してくれるので、舌が滑らかに動き、発声や咀嚼・飲み込みをスムーズにしてくれます。

4.抗菌作用

口の中には、沢山の菌が常在していますが、それらが増殖しないよう抑え、そしてプラーク(歯垢)の発生を抑える効果があります。 また、唾液に含まれる抗菌物質が、

細菌が体の中に入ってくるのを防ぐ効果や、お口の中を細菌のバランス良く保てるよう管理する効果もあります。 唾液が減ると、菌が増殖し、虫歯や歯周病だけでなく、口臭の原因にもつながります。

5. 浄化作用

食べかすなどを洗い流し、初期の虫歯を防いでくれます。 唾液が少ないと食べた物が歯にくっついてしまい、口の中に停滞するので、虫歯の原因となります。

6. 緩衝作用

食事をした後、特に糖分や炭水化物を摂取した後、お口の中は酸性に傾きます。 この酸性の状態は、歯のエナメル質を溶かし虫歯の原因となります。

唾液にはその酸性に傾いたお口の中を、中性に戻す作用があります。

 

 

 

上記に上げましたように唾液には様々な作用があり知らず知らずのうちに、私たちの健康を守ってくれているのです。

唾液の分泌量は先にあげた花粉症や加齢やストレスを始め様々な原因で減少すると言われています。

とくに花粉症など時期的なもので唾液が減少、お口の中が乾いてしまう時期には、積極的に歯科医院でのお口のクリーニングなど口腔ケアを行ってトラブルを少しでも回避することがおすすめです。

また定期的にメインテナンス等に通われている方はこの時期に歯科医院の受診メンテナンスを予定される事も良いと思います。

口腔乾燥を改善する方法として唾液が出やすくするマッサージや舌の運動などもありますし、お口の中の潤す口腔保湿ジェルやうがい薬、スプレータイプのものお口の中の乾燥を防ぐ物もあります。

一人一人お口の中の状態は違いますお口の乾燥に悩まされている方は、歯科医院で一度ご相談される事をおすすめしたいです。